重量
ThousWindsの411gに対して、HAKOSUKAは985gと倍以上の開きがある。これは単純に火床の厚みとフレームの太さに依るもの。自分はオートキャンパーなので全く問題無いが、徒歩キャンパーだと気になる重量差かもしれない。

耐荷重
ThousWindsの耐荷重も10kgあるが、それはあくまで全体で支えた場合の重量。火床の一部に荷重が偏ると、どうしても歪みがちになる。また、家族3人で食べる鍋を載せるには、少々心許無い。

HAKOSUKAは火床そのものに厚みがあり、広葉樹の太い薪でも歪みは見られず、鍋を載せても僅かにグラつく程度。

HAKOSUKAの使用感
ThousWindsは火床の前後左右が立ち上がっているため、細かく砕けた灰が窪んだ底に溜まり、火床の外に溢れる心配が少なかった。HAKOSUKAは火床がフラット気味なので広く使える反面、灰は前後から零れ落ちてしまう。薪を何本か燃やした後は、自分で灰を掻き落としてやる必要がある。
自分は火床の下にステンレスのトレーを敷くようにして、溢れた灰が散らばらないようにしている。

個人的に若干気になっているのはスピット。
ThousWindsは手前と奥に支柱があり、それがフレームに引っ掛かってズレを防止出来るようになっている。HAKOSUKAは支柱が片側しかなく、ちょっとした弾みでスピットが転落する恐れがありそう。スピットだけなら構わないけど、上に載せたケトルや鍋が落ちると被害甚大。

このスピットを使うのは不安なので、自分はファイアグリルで使っていた ヘビーロストル を使っている。ロストルだけで1.2kgというやや本末転倒気味なバランスだが、耐荷重20kgのお陰でビクともせず、広く安定感があって使い易い。


しばらくペレットストーブを使っていたけど、やはり焚き火は焚き火で良いものだと再確認。冬場の暖房力ではペレットストーブ+ヒーターアクセサリーに分があるし、ランニングコストもペレットストーブが圧倒的。
その辺りは一長一短あるので、気分によって使い分けていくのが良さそうだ。



















コメントを残す