第3回 やまそら祭

去年 蕨山から下山 した際、さわらびの湯 の横で やまそら祭 なるものが催されていた。それほど規模は大きくないけど、とても雰囲気の良いイベントだったので、次回はこれをメインに1日掛けて訪れようと決めていた。

今年のやまそら祭は5/31・6/1の2日間。両日とも天気の心配は無さそうなので、より気持ちに余裕がある土曜日に行くことにする。
家を9時に出て、池袋から西武池袋線で飯能、そこからバスで11時半にさわらびの湯に到着。バスが40分強と少々長いが、飯能駅始発で座っていけるのでそれほど苦にはならない。

会場

バス停のすぐ前がやまそら祭の会場だが、一応の入り口は少し回り込んだ位置にある。入場ゲートが雰囲気を出していて良い感じだったので、折角だから入口から入ってみる。
アクセスの関係上、我々のような遠方組はまだ少ない。

今回で3回目と若いイベントなので、回毎に進化していく様子を見ることも楽しみの1つ。今年は一部電源を太陽光発電で賄うとのことで、ソーラーパネルも設置されている。他にはステージ近くに屋根付きの席が幾つか追加されたかな?ぐらいの変化。
この性急過ぎない感じも安心感があって、個人的に非常に好印象。

▲ 別ウィンドウでパノラマ写真を表示します

まずは去年ラス1のビールにあり付けた出店で生ビールを購入。30度近い夏日ってことで、冷えたビールがとにかく旨い!
今回はレジャーシートを持参したので、広場の後ろの木陰に陣取って荷物を下ろす。山に囲まれた立地なので、ステージから離れていても音が散らずに届く。

相方がヒマラヤンカレーという胡麻のカレー、俺はステーキバカ盛りを購入。普通のお祭より商売っ気が薄いし、お店の方々も気さくで話し易い人達ばかり。
この規模だから成立している部分もあるだろうけど、この感じはこれからも残ってほしい。

入間の的芽茶 (冷茶) と、デカいモロッコヨーグルトみたいな容器に入ったプリン。冷茶も然ることながら、プリンが素晴らしく美味しい。

名栗川

30分ほど昼寝…

起きて、しばらくダラダラ買い食いなどしつつ、次は近くにある名栗川の河原に向かう。「河川広場」というデイキャンプエリアがあって、管理人さんも常駐している綺麗なところ。
看板には徒歩利用200円と書かれていたが、「今日はお金はいいですよ」とのご厚意に与り、川に足を浸して涼ませてもらうことにする。
水深はほとんどが踝~膝下ぐらいまでで、適度に流れがあって水はとても綺麗。子供を遊ばせるには丁度良さそうな場所だ。

さわらびの湯

川から上がり、さわらびの湯に向かう。
15時を過ぎるとハイカーが大挙するので、そうなる前に入ってしまうのが得策。

温泉から上がって、再度やまそら祭会場へ。
まだまだ暑いので生ビールとアイスコーヒーを追加。

16時半のバスに乗ろうとしたら、既に座席がいっぱいで座れなかった。そうなる事を見越して早めに並んだのだが、ここより前のバス停で大勢乗っていたようだ。
経験上、さわらびの湯で汗を流してからバスに乗る人が多いと思っていたけど、そのまま立ち寄らずに帰るという人もそれなりに居るようだ。


東京に戻って高田馬場に立ち寄り、らぁ麺やまぐち でラーメンを食べて本日のプランは完了。今回の話からは逸れるけど、ここのラーメンがまた旨かった…

山の帰りに立ち寄った時点で確信はあったけど、メインで行って改めて良いイベントだと思った。Facebook等を見るに、運営の努力は伝わってくるけど、参加する側が過剰なテンションを強制されず、思い思いの形で自由に寛げる懐の広さ (緩さ) に魅力を感じる。
ちなみに参加されているアーティストさん達も個性的で、しっかり”聴ける”人選なのがナイス!

強いて1つ挙げるなら共用のゴミ箱が欲しいところだけど、イベントの方向性からすると、各人でゴミ袋を持参しての持ち帰りが推奨なのかな?
この辺り、事前に目に付くところでの告知等は無かったような気がするので、ゴミ箱を設置するなり、持ち帰りの呼び掛けをするなり、明確にした方がスムーズかも。

来年もまた、忘れず参加したいと思います。