2019年の「ガンダム40周年」および2020年の「ガンプラ40周年」を記念して、工業デザイナー奥山清行氏がアレンジしたファーストガンダムがガンプラで発売された。
夏ぐらいに予約していたものが発送されてきたので、早速組み立て。(ほぼ素組み)
最近のガンプラはHGと言えどもかなり細かい造りになっているんだけど、この「G40」は従来のHGとまた別物と言って差し支えないほどによく動く。
ベースはファーストガンダムなのでシンプルながら、膝や肘は1軸なのに160度ぐらい曲がるし、前腕や膝下にも捻り・捩じりを再現するギミックが足されている。アニメで取っていたポーズをほぼ再現出来る変態的な可動っぷりだ。(写真は各種レビューサイト等を見てもらえればと思うので割愛)
ただ、1/144スケールで攻めた弊害として、ポーズ保持の点ではかなり弱く、ちょっと弄っているとすぐにフニャフニャになってしまうのが惜しいところ。
26ページに及ぶフルカラーのスペシャルブックレットも付いていて、これがなかなか読み応え十分。
HGで3,000円は安くないが、ガンプラ亜流の超絶進化っぷりを感じられる記念碑的なプロダクトとして、触れておいて損の無い怪作だと思う。
コメントを残す