▲ 初の丹沢山系 – 大山 (1,252m)

職場の同僚を誘って、4人で丹沢の玄関・大山に登ってきた。
新宿からのアクセスが比較的容易で ケーブルカー も設置されているため、登山客だけでなく観光客も多い山である。標高は1,252m。

自分が登った中では、高尾山や奥多摩の御岳山などが条件的に近い。
ただし、上記の2つがほぼ山頂までケーブルカーで行けるのに対し、大山は678m地点までしか運んでもらえないので、山頂に立つには500mちょっとを自力で登る必要がある。

ケーブルカーに乗るというイベント性は魅力的だが、山頂までケーブルカーで行ってしまうと、もう単なる観光になってしまうので、個人的にはこれぐらいの労力を求められる方が、意義を見出し易くて良い。
実際のところ、500mという標高差は決して楽ではなく、登ってみるとそれなりに歯応えを感じることが出来る。

大山阿夫利神社

朝8時に伊勢原駅着の小田急線車内でメンバーと合流。バスで標高400mの大山ケーブル駅に向かい、そこから6分で阿夫利神社駅に到着する。ケーブルカーはかなりの急勾配を登るので、下を見ると何気に怖い。
大山阿夫利神社 はかなり立派だが下社で、本社は大山の山頂にある。

ここからようやく登山道がスタート。人の多い山なので、登山道はしっかり整備されている。
危険な箇所は特に無いが、途中から木の階段が連続するようになり、思ったよりも脚力を消耗するので注意が必要。

大山 山頂

神社を出発してから約2時間で、大山山頂に到着。本社の裏にはそばやかき氷、ビール等を売っている売店があるので、一通りのものはここで調達出来るし、自炊するスペースも十分。
山頂からは南~南東の方角に湘南・江ノ島が綺麗に見える。

ヤビツ峠

下山は南西のヤビツ峠バス停を使う。こちらは同じ丹沢の塔ノ岳に登る際の出発地点として利用される事が多いようだ。
運行間隔は1時間に1本程度、駅までも50分ほど掛かるが、折り返し地点なので空いている場合が多く、寝て帰れるので苦にならない。予め時刻表を確認しておけば、山頂で時間を調整して下山すれば良いだけので、往路と復路を別にしたい自分としては、割と気に入っている下山ルートである。(往路に用いると座れないことが多く、山道が続くので結構キツい)

帰りは終点の秦野駅で下車。駅前にはゆったりと川が流れていて、長閑でなかなかいい雰囲気だ。

秦野 万葉の湯

駅から10分の位置に 万葉の湯 という温泉施設があるので、そこに向かう。この温泉、入浴料・浴衣・タオル・館内利用料金がセットで1,890円という、超強気の設定。丸1日のんびりするような使い方ならいいのかもしれないが、立ち寄り湯程度では元が取れない。ロケーションも館内設備も普通だったので、もう使うことは無いだろう。