東洋のナイアガラ – 吹割の滝

折角の盆休みなので、どこか少しぐらいは遠出しておこうということで、群馬県は沼田の 吹割の滝 へ。
今年は丁度NHK大河の『真田丸』で活況が予想されるところでもあるし、例によって早朝に出発して、早めに切り上げる算段で家を出た。

吹割の滝

5時過ぎに自宅を出発して、環八~練馬ICから関越道に入る。
これである程度すんなり行けるかなと思っていたら、所沢辺りで渋滞がスタート。完全にストップするほどではないものの、高崎ぐらいまでトロトロとしか進まず、結局沼田に下りるまで3時間以上掛かってしまった。

沼田で下りてからは120号をスイスイ進み、30分程で吹割の滝に到着。
この時点で9時半だったけど、既に付近の土産物屋は営業を開始していて、駐車場への呼び込み合戦も始まっていた。


いつものように息子を担ぎ、日光側の入口から階段を下りて滝に向かう。日差しはそれなりに強かったけど、気温はまだそこまで上がっていないので快適。
石段を少し下ると、すぐに川沿いの道となり、そこから少し歩けばビュースポットが現れる。入口から10分も掛からずに「東洋のナイアガラ」を観ることが出来るということで、老若男女問わず楽しめる観光地として名を馳せるのも納得。
ちなみに逆側 (沼田側) の入口から降りた場合でも、滝までの距離は大差無い。

▲ 別ウィンドウでパノラマ写真を表示します
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川沿いの遊歩道は綺麗に整備されているので、スニーカー程度で十分歩けるが、大雨の後などは当然増水するし、川岸に安全策などは設置されていないので、水難事故を防ぐには各人がしっかりマナーを守り、注意しながら回る必要がある。
ビュースポットには監視員が配置され、足元に引かれた白線を越えると怒られるようだ。

川の手前をのんびり歩き、折り返して浮島橋と吹割橋からの渓谷美を堪能して終了。
そのまま橋を越えて対岸の遊歩道を歩くことも出来るようなのだが、沼田市のHPを見る限りでは今年の7月に熊が出没して通行禁止になっているらしい。

奥利根うどん本舗

120号を沼田方面に少し戻り、奥利根うどん本舗 で昼食。
10時開店だと思っていたら11時開店で少し焦ったけど、たまたま丁度2分前ぐらいだったので、結果的に先頭で入店。ここの座敷席は展望が素晴らしく、勿論一番長めの良い席に陣取った。

ひもかわうどんの他にも、普通のうどんや十割そば、丼ものがあったけど、我々は2人とも「奥利根天狗ひもかわセット」、子供用には「キッズうどん」を注文。
冷やしひもかわうどんと天ぷら盛り合わせで1,200円。天ぷらなしは950円なので、差額250円で天ぷらが付くのはなかなかお得。

木桶に入って運ばれてきたひもかわうどん。パッと見はそんなに量があるように思えないが、普通に一人前の食べ応えはある。非常にモチモチとした食感で、きし麺好きの我々にはど真ん中のストライク。
正直、ご当地物ということでそこまで期待していたわけではなかったんだけど、良い意味で裏切られた。これが近くで食べられる店があれば通いたい。

天ぷらはとても250円でセットになったと思えないボリューム。エビ、なす、ピーマン、かぼちゃ、そしてこの辺りで名物らしい舞茸が2つ。
これでクオリティとボリュームで1,200円というのは、ちょっと驚きの安さだ。観光地であることと立地の良さも考えると、1,600円ぐらいでも文句は出ないはず。

そう言えば、息子が人生初の摑まり立ちを事もなげに成功させていて驚いた。(笑)


当初は近くの道の駅にも立ち寄ろうと思っていたんだけど、朝の渋滞で予定より1時間押している状況だったので、帰りの渋滞を避けるべく、昼食を済ませてそのまま沼田ICから関越道で来た道を戻ることにする。
まだ昼を少し回ったぐらいというタイミングもあってか、一度も渋滞に巻き込まれず、ノンストップの2時間ちょっと (往路の半分弱) ですんなり帰宅することが出来た。往路はスイスイで復路は渋滞というパターンが多いだけに、帰りがスムーズだと心も体も非常に楽で有り難い。

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