今更ながら、ほぼ初めての函館観光 (2日目)

1日目 からの続き。朝7時に起きて、まずは 谷地頭温泉 に向かう。
夜半に雨音が聞こえていたが、どうやらそれなりに降ったらしく、道路はまだ濡れていた。もうすっかり快晴で、今日1日は雨の不安も無さそうだ。

谷地頭温泉

谷地頭温泉は昨日訪れた立待岬の少し手前にあり、函館山を背負ったロケーションが素晴らしい。
元々は市営の施設だったものを、数年前の民営化でリニューアルしたらしい。やや古いながらも大きくて綺麗な施設だが、大半は地元客だと思われる。
若干塩味を感じる茶褐色の湯で、湯温は42~43℃。大きな内湯のインパクトが大きいが、五稜郭を模した星形の露天風呂も印象的。観光地っぽさが薄いことも含めて、次に訪れる際もここに決め打って良いと思うぐらいには気に入った。

えきに (駅二) 市場

身体が温まって活性化したので、次は えきに (駅二) 市場 で胃袋の活性化を図る。

同エリアに食事処が並ぶ どんぶり横丁市場 なる施設もあるのだが、今回入ったのは 味処 きくよ食堂 本店 。通り沿いと金森赤レンガ倉庫にも支店がある有名どころだ。
実物は写真で見るよりもボリュームが無かったけど、まぁ函館に来て海鮮を外す選択肢は考えにくいので、とりあえずということで。

八幡坂

市場から金森赤レンガ倉庫を抜けた先の 八幡坂 。ベイエリアと海、市街地の奥に広がる山々を一望出来、CM・映画等のロケ地として函館を代表する観光スポットになっている。

ラッキーピエロ

海鮮丼が微妙に食い足りなかったこともあり、そのまま ラッキーピエロ の ベイアリア本店 をハシゴ。今更紹介するまでも無いぐらい有名になったご当地バーガーの雄で、函館市街を中心に17店舗を展開している。観光スポットメインで回ると、もうそこら中にあるんじゃないかと思えるぐらいに沢山ある。

初めてなので、素直にド定番の チャイニーズチキンバーガー を注文。安い・旨い・デカいと3拍子揃ったクオリティ。
作り置きせず、注文してから作り始めるため、注文から提供まではそこそこ時間が掛かる。サイトにも「ファーストフードではありません。テーマレストランです。」とあるように、マック等のファストフード店とは若干スタイルが違うことに留意しておいた方が良いだろう。

ちなみに隣には函館ローカルフードとして双璧を為す ハセガワストア も並んでいて、絵面として非常に面白いスポットにもなっている。隣の席に座っていた男性は、ラッキーピエロで注文してから出来上がるまでの間に、ハセガワストアで やきとり丼 をテイクアウトしていた。ナルホド…

大沼国定公園

海鮮丼+ハンバーガー (食べ過ぎ) で若干苦しい腹を抱えて函館を後にするが、家路につく前に 大沼国定公園 をぐるっとドライブ。
大沼公園駅から北に進んだ大沼と小沼を結ぶ橋は、単線の電車も通る撮影スポット。

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大沼の南岸からは、沼越しに北海道駒ケ岳の穏やかな山容を望むことが出来る。紅葉は終わり掛けているが、滑り込みで橙や黄色に染まった景色を堪能した。
沼はかなり複雑な形をしているため、相応に見所も多いようだ。今回は軽く流す程度だったけど、次はもっとじっくり回ってみるのも良いかもしれない。

道の駅 みたら室蘭

最後に伊達でパスタを食べ、道の駅 みたら室蘭 に寄って1泊2日の函館旅行が終了。
苫小牧~函館はそこそこ遠いけど、9割以上は高速を突っ走るだけなので、距離の割には楽に往復することが出来た。(高速料金は嵩むけど)

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高校までは自力で動ける範囲が狭く、北海道内で旅行しようという切っ掛けが無かったため、函館を含めた観光地をリサーチする機会もほとんど無かった。昨年の富良野・帯広ぐらいからそういう目で北海道の地図を見るようになり、ようやく北海道の観光地が自分の選択肢に登場してきた感がある。
北海道はべらぼうに広いので、現実的に1泊で行ける範囲は限られてくるが、少しでも空白の地図を埋められるようリサーチを続けたい。

そう言えば、遥か昔の記憶にあった「小川に架かる小さな赤い橋」がどこにあるのかは、今回の道中では分からずじまいだった。そもそも実在するものなのか、もしかすると他のどこかと混同している可能性もある。何せ小学校に入る前の記憶だ。函館かどうかはともかく、いつか分かる日が来れば良いのだが…

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