▲ 真夏の低山は湿度との闘い – 官ノ倉山・笠山・堂平山 (876m)

笠山 → 堂平山

山頂から南に下り、笠山峠の林道を跨いで堂平山に向かう。
同じ外秩父の山でも、官ノ倉山・笠山・堂平山で登山道の雰囲気はかなり異なるが、いずれもハイキングコースに選定された道のため、整備が行き届いて歩き易いのは共通している。

笠山山頂から30分ほどで刈り払われた草原が現れ、堂平山の山頂は目前。
山頂には天文台の観測所が閉鎖されたまま残っていて、今現在は 体験施設 として再利用されている。
キャンプ場なども併設され、車で訪れることが出来るため山行としての達成感はやや薄れるが、トイレや水道、自動販売機等が利用出来るのは有り難い。
残念ながらこの日は雲に覆われていたが、晴れていれば展望も十分に楽しめる。

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堂平山 → 白石車庫バス停

最後は前回同様白石車庫バス停に向かう。
下山前提の今回は白石峠から下りるか、更に定峰峠まで足を延ばしてから下りるかの二択。
白石峠からならコースタイムで1時間半、定峰峠経由だと2時間となっていて、1時間ちょっとのタイミングでバスがあり、その次だと更に1時間後。
いずれにしても舗装路歩きの区間がそれなりに長く、我々の足なら白石峠から直接下るコースなら十分間に合いそうだったので、直接下ることにした。

白石峠までを全て舗装路歩きにして時間を稼いだので、残りの登山道は余裕を持って下る。
登山道は沢に沿う形となっているが、前日までの雨で増水しているのか、登山道にまで水が流れている区間が幾つかあった。苔むしている箇所は若干スリッピーなので、注意しながら慎重に下る。

15時丁度に白石車庫バス停に到着し、15時10分のバスで小川町駅まで戻る。
予報では夕方から降水となっていたものの、どうやら雨の心配はせずに済みそうだ。
この日は舗装路も含めてトータル20kmぐらい歩いたけど、出会った登山客はたったの2人だけ。
好アクセスで整備された低山とはいえ、真夏の曇天ともなると人は少ないらしい。

小川町 花和楽の湯、一栄

小川町駅から歩いて 花和楽の湯 に向かい、温泉で汗を流してリフレッシュ。
花和楽の湯までの途中で線路脇を歩くんだけど、この道の雰囲気が個人的に気に入っている。
温泉の後はコンビニで缶ビールを買って、飲みながら駅前の居酒屋へ。

餃子屋なのかラーメン屋なのか、居酒屋なのか判断が難しい「一栄」で夕食。
(一応、店名は「餃子屋一栄」となっている)

店を出る頃には陽も落ち掛けて暗くなり始めていた。
友人とは帰宅方向が異なるため、小川町駅のホームで解散。
終始曇りがちで湿度が高く、あまり山行日和とは言えないタイミングだったけど、何とか雨を避けつつ、来月に予定している雲取山への足慣らしには十分な山行になった。

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