大原漁港「港の朝市」

太東岬 (太東崎灯台)

3時少し前に太東岬到着。直前の上り坂はやや狭いけど、悪路でもないので問題無く上ってくることが出来る。
海に面して数台停められる駐車スペースがあり、有り難いことに立派なトイレも設置されていた。太東崎灯台は高さ16mとコンパクトで、白1色と慎ましい佇まい。

まだ誰も居ないだろうと思ったけど、先客が1人。車から出てくる様子は無く、お互い不干渉で静かに夜明け前の静かな時間を堪能する。
車の上にGoProをセット。虫も少ないので運転席のドアを半開きにして、涼みながらウトウトして日の出を待った。

日の出

4時過ぎから空が白み始めて、5時15分に日の出を確認。
少し後にやって来た巡回員らしき方によると、ここまで綺麗な朝日はなかなか貴重とのこと。冬場は案外綺麗に見えないらしい。朝市のついでに偶々チョイスした日の出スポットだったけど、期せずして大当たりを引くことが出来たようだった。

機関銃座跡の山地

駐車場の脇の小径を上がると、戦時中に電波探知機があった広場に出る。米軍機から狙われるのを機関銃で迎撃していたらしい。機関銃座跡は柵の向こうで見えないものの、電波探知機に付属で設置されていた磁石の礎石だけは見ることが出来る。

いすみ市方面の展望も良く、なかなか気持ちの良い高台だ。

津々ヶ浦 (夫婦岩)

5時半に太東岬を発って、すぐ近くの津々ヶ浦へ。日中はマリンスポーツや釣りを楽しむ人が訪れるそうだけど、6時前では誰も居らず、1人で景勝地の眺めを堪能出来る。

夫婦岩は元々大小2つの岩だったようなんだけど、徐々に浸食が進み、何と今年の春に大きい岩が崩れて3つになってしまったらしい。これだと夫婦と言うより親子だ。崩れてしまったのは残念だけど、それを差し引いても十分見応えのあるスポットなので、近くを通ることがあれば寄ることをオススメしたい。