▲ 早春の高尾~陣馬縦走 (855m)

先月の個人的な山初め に続き、今月はいつものメンバーでの山初め。
まだ陽が落ちるのも早いし、まずは近め&緩めで行こうということになり、高尾山から陣馬山へののんびり縦走プランに決定した。
意外なことに、メンバーの1人は高尾未登頂とのことだったので、丁度良い。

自分自身はこのルートを過去に2回歩いていて、一度目は更に先の 生藤山までのロングハイク 、二度目は 高尾ナイトハイクからの縦走 だった。それぞれ6年前と2年前のことだ。(遠い目)

高尾山口駅

8時前に駅に集合して、まずはケーブルカー駅へ。
去年見ているけど、改装した高尾山口駅は迫力満点。

運転を開始したケーブルカー駅の左手を抜けて、登山道へ。
いつもは抜けてすぐ脇の1号路から外回りで登るんだけど、今回は「前の沢」沿いに直進して、まだ歩いたことの無い6号路を使うことにする。
登山道の入り口には 高尾山琵琶流水行道場 と書かれた石柱が立っている。

琵琶滝と流水行道場

沢の反対側にある岩屋大師。そして、琵琶滝と流水行道場。

均された歩き易い道が続くが、沢から離れて30分ほど登ると、飛び石を伝い歩く区間が現れる。
増水していれば小川っぽくなるのかもしれないが、雨の少ない今時季は泥濘程度の印象で、それも5分ぐらいで丸太の階段に変わる。

高尾山 山頂

1号路は山頂直前に長く急な階段があったが、6号路は特にそういったものも無く、ほとんど労せずに山頂に到着する。先の琵琶滝などのスポットはあるが、あまりに楽過ぎて驚いた。

ケーブルカーが到着している時間だが、山頂はまだ混雑というほどではない。
山頂手前にはおむつ替えシート付の個室まであるトイレが設置されているし、山頂には巨大でピカピカの標識が出来ている。分かっていたことではあるが、完全に観光地の様相。さすがミシュラン三ツ星。

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一息入れて、早速陣馬山への縦走コースに向かう。
もみじ台を抜けて、まずは一丁平の展望台。途中の茶屋 細田屋 が綺麗に改装されていた。以前から登山道と呼べないほど整備されていた登山道は、益々整備が進み、最早ハイヒールでも全然問題無いぐらいの整いっぷりである。

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一丁平

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城山

高尾山ほどではないけど、こちらも活況。

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小仏峠

前回来たときは朽ちるに任せていた感じだったけど、少し整備が始まっていたり、露店で物販スペースが作られていたり、今後の動きが気になる状態になっていた。高尾山からの登山道整備の一環なのかもしれない。

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景信山

縦走路中で最も充実している景信山。
今回もきのこラーメン、そして野草の天ぷらで昼食。

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ちなみに景信山山頂の奥手は、本コース屈指の展望スポット。

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山頂を過ぎた登山道は、絶賛整備中だった。本当に地道で大変な作業、本当に有り難いです。
ちなみに登山道が過剰なまでに整備されているのは現状ここまでで、以降は比較的普通の登山道になる。(それでもかなり整備されてるけど)

堂所山

景信山以降はほとんどのピークに巻き道が設けられているため、通らない人も居るかもしれない堂所山の山頂。
展望は地味なのでそれほど意味は無いけど、山頂までの上りは本コースで最も傾斜がキツいと思しき区間なので、余力があれば踏んでおきたい。キツいと言っても、5分と掛からずに登頂出来てしまう。一応、生藤山や 7年前に登った大菩薩嶺 は見えた。

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明王峠

思い切り伐採された区間を通過して、廃業した茶屋が残る明王峠。
以前は週末だけ営業していたらしく、小屋自体はまだ比較的綺麗。狭いスペースだが茶屋が営業していた頃からのベンチが多く残っているし、トイレも設置されているので、景信山~陣馬山の区間では貴重な休止スポット。
ここを過ぎれば、陣馬山までもう一息。

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