▲ 10年越しの富士見リベンジ – 扇山・百蔵山 (1,138m)

レギュラーメンバーによる年内最後の山行として、比較的アクセスの良い扇山・百蔵山のプチ縦走を決行。
紅葉には1週間遅かったが、今時季は富士山の展望が期待出来る。この2山は 10年前の春 に1人で登っているが、その時は霧で展望を得られなかったので、個人的なリベンジも兼ねる形となった。

四方津駅 → 犬目バス停

8時に中央本線の四方津駅で集合し、8時半のバスに20分揺られて犬目バス停へ。四方津駅の時点で既に人は少なかったが、バスの乗客は我々以外に3人だけ。
今週中盤まで続いていた雨はすっかり上がり、昨日から雲ひとつ無い素晴らしい快晴。ズバリの紅葉は逃したものの、先週末は雨模様で登山には厳しく、結果的にはベストなタイミングだった。出発が9時と少し遅かったこともあってか、予想していたよりもかなり暖かい。どうやら絶好の山日和に恵まれたようだ。

舗装路 → 登山口 → 扇山

バス停を出発し、舗装路を5分歩いて登山道に入る。
前回は鳥沢駅に下車して梨ノ木平から登ったので、今回のコースは初めて歩くことになる。

傾斜は大したこと無いが、ダラダラと上り続けて休憩ポイントはほとんど出て来ない。紅葉を過ぎた分、落葉して足元は柔らかく、見通しも良いので歩き易い。

登山口から40分で、犬目丸 (見晴台) と扇山山頂への分岐。見晴台は地図にも「展望が良い」とあったが、展望は扇山山頂でも十分得られそうなので、立ち寄りはしなかった。
ちなみにこのコースの指導標は指し示す方向に沿って文字が書かれていて、独特な拘りを感じさせる。

分岐以降は見通しの良い広い道となり、非常に歩き易い。ただ、一昨日までに降った雨の泥濘と急坂がセットで牙を剥く箇所があり、見た目の印象よりも息が上がる。いかにもな急登ではなく、気が付いたら勾配がキツいというタイプなので、体力と相談してペースを調整したい。
急坂を過ぎると、ここ数日で降ったと思われる雪が残っていた。

扇山 山頂

10時半、1,138mの扇山頂上に到着。10年前はあまり印象に残らなかったが、かなり広々とした山頂で、この日は霜が凄いことになっていた。
大月市秀麗富嶽十二景 に名を連ねるだけあり、晴れていれば西に見事な富士山を望むことが出来る。

▲ 別ウィンドウで全天球写真を表示します

先日組み込んだ 山専用ボトル で、早速カップ麺とコーヒーを準備。
6時に熱湯を入れてから4時間半しか経っていないので、余裕で食べることが出来る。食前の組み立て→水を入れる→沸騰、食後の拭く→分解というステップを丸々省略出来るので、想像以上に楽で手早い。
ただ、やはりその場で沸騰させた熱湯とは完全に同じではないし、アウトドアにおいてはこの手間こそが醍醐味と言える側面もあるので、その日の気分でJETBOILと使い分けるのが良いように思う。

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