▲ ナイトハイク #4 – 高尾山~陣馬山縦走 (855m)

友人から「高尾山ナイトハイクを主催したいので、その予行練習に付き合って欲しい」と要請を受け、春の筑波山 から半年振りのナイトハイクを決行。
記念すべきナイトハイク1回目として 5年前に高尾山に登った が、大雨で大変だった記憶がある。今回は雨の心配も無さそうなので、そのまま陣馬山までの縦走も兼ねることにした。

京王 高尾山口駅 → ケーブルカー 高尾山駅

京王線明大前駅のホームで友人と合流して、終電1本前の0時30分に高尾山口駅に到着。我々の他に降りたのは6人ぐらい。ここが終点なので、乗車数は我々を含めて10人以下だったということでもある。

稲荷山コースに入る「きよたき」登山口は、ケーブルカー高尾山駅 のすぐ左手にあり、若干だが街灯に照らされた舗装路を歩くこと5分。街灯があるのは登山口までなので、ここからはヘッドライトと手持ちライトを点灯。

稲荷山コース

5年前はナイトハイク初挑戦+大雨だったこともあり、色々おっかなびっくりだったが、今回はどちらの不安も解消されているので、比較的サクサク登ることが出来る。夜中でも近くを走る車はそれなりに居るようで、それほど人の気配が無いというわけでもない。

高尾山の登山道は全体的に細かい分岐が多いものの、稲荷山コースはそれほど重要な分岐が無く、あっても”巻き道”との分岐ぐらい。どちらを選んでも山頂に着けるので、あまり心配は無い。

登り始めて30分強、稲荷山山頂の展望台に出る。ほとんど頂上っぽさは無いのだが、八王子方面の夜景はそれなりに綺麗。

稲荷山コースは道標以外の案内板が豊富で、読みながら歩くのも楽しみの1つ。

本コース唯一の難所 (?) である、高尾山山頂直前の急階段。ここまで大して疲れるような急坂も無いせいか、最後に帳尻を合わせるように登場する。
なかなかにシンドイが、ここまでが楽過ぎるのでこれぐらいのイベントはあった方が良い。

高尾山 山頂

登山口から1時間半で山頂に到着。前回は我々の他に1人しか居なかったけど、今回は先客が10数人ぐらい居るようだ。幸い山頂は広いので、お互いが邪魔にならない程度に間隔を開けて腰を下ろすことが出来る。
他にタヌキと猫からも熱烈な歓迎?を受けた。

日の出までは約3時間。さすがにただじっと待つのも飽きるので、各々持参したつまみやら夜食やらを拡げて待つ。自分はつまみにRummyとCheeza、そしてウイスキー。夜食はチリトマトヌードル。友人はブラックサンダーとみかん。

奥高尾エリアの縦走路

5時半を過ぎて空が明るくなったけど、残念ながら雲に覆われて朝日は拝めず。諦めて朝ご飯を食べ、気持ちを切り替えて陣馬山を目指す。

山頂すぐ裏のもみじ台を出て、まずは一丁平の展望デッキに向かう。紅葉にはまだ早いけど、ススキで飾られた登山道はなかなかに素敵。一丁平は高尾山頂から30分程度の場所だが、丹沢方面が見渡せる気持ちの良い展望スポット。

城山

更に20分ほどで城山。高尾山を振り返るとともに、茶屋でなめこ汁なども食べることが出来る。
小屋で飼われていると思しきニャンコが人懐っこくて癒される。

(渋滞しない方の) 小仏峠

城山を出て15分ほどで、渋滞情報でお馴染の小仏峠。
地形的にはそれほど特徴は無いが、かなり前に営業を終えた小屋の跡や、信楽焼きの狸、お地蔵様などがあって印象的。

景信山

右側が切り払われて展望の良い道を歩き、30分弱で景信山に到着。
前回食べた「きのこ入りラーメン」が美味しかったので、今回も注文。基本的にインスタントラーメンだが、どっさりキノコと柚子が利いていて鉄板の美味しさ。ここで飼われているワンコも、人懐っこくて癒される。
すぐ裏手にもう1軒小屋があって、そちらは「山菜の天ぷら」が有名なんだけど、今回はまだ時間が早かったようで、残念ながら鍋に熱が入っていなかった。

堂所山

景信山から1時間で堂所山。
ここの小屋が開いているところを見たことが無く、営業していないと思っていたのだが、管理人らしき方が居たので訪ねてみると、何と日曜だけは営業しているとのことだった。なるほど、そう言えば俺は土曜日しか来たことが無かった…

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