▲ 個人的な山初め – 高畑山・倉岳山 (990m)

3月中旬に仲間内での山初めを予定しているんだけど、今年は出来れば月1で登りたいという思惑もあるため、一足早く個人的な山初めを敢行。
(恐らく) ウイルス性の感染症に罹って筋肉が壊れた影響か、昨年末の蕎麦粒山 では過去に経験が無いほどの体たらくを晒してしまったこともあり、とりあえず軽めの山をリストアップ。
今回は 山梨百名山 で 秀麗富嶽十二景 にも含まれる、高畑山と倉岳山に登ることに決めた。

高畑山と倉岳山は、いずれも中央本線の駅から徒歩で登ることが出来る好アクセスの山。
高畑山には鳥沢駅、倉岳山には鳥沢駅と梁川駅からアクセスすることが出来る。
縦走でもコースタイム5時間程度と短いので、日没の早い冬季でも明るい内に下山が可能だ。
今回は鳥沢駅→高畑山→倉岳山→梁川駅というルートで歩くことにする。

JR 鳥沢駅 → 小篠溜池ゲート

6時手前の電車に乗って、7時過ぎに鳥沢駅に到着。
この時間帯の中央本線は登山客が多いが、鳥沢駅に降りたのは自分1人。鳥沢駅は1年前に駅舎が新しくなり、そのタイミングで無人化されている。綺麗ではあるのだがトイレが設置されておらず、最寄りのコンビニもしくは仮設トイレまで200~300m歩かなければならない。

駅を出て、国道20号に沿って右に進む。しばらく歩いたところで右に曲がり、線路を跨いで民家の間を縫うように山に向かう。朝餉の支度をする音と、小鳥の囀りが耳に心地良い。梅の花も見頃。
駅の方を振り返ると、8年前に登った扇山と百蔵山 が見えている。

20分ほど舗装路を歩くと 小篠溜池 へのゲートが現れる。このゲートはガッチリとロックされており、最初は通れないのではないかと少し焦ったが、よく見ると右側に登山者用の扉が設置されていて、こちらは開けることが出来た。
小篠溜池は整備された灌漑用の溜池でなので、風情は無いもののなかなか綺麗。

小篠溜池ゲート → 高畑山

「峠道文化の森 入口」と書かれた標から登山道がスタート。ここからしばらくは小篠溜池に注ぐ沢に沿って緩やかな登りが続く。沢はすぐに降りられる位置を流れているので、暖かい時期なら休憩がてら水に手足を浸して涼を取ることも出来る。
ただし、飲料用の水源となっている川なので、汚すことの無いように注意したい。(勿論、飲料用かどうかに関わらず汚さないようにするのが大前提だけど)

この日は気温にして8度ぐらいと、そこまで暖かいわけではなかったものの、小篠溜池まで着ていたライトダウンは早々に仕舞い、ヒートテック系のベース、化繊のロンT、長袖シャツ、ベストというレイヤリングに変更。

穴路峠と高畑山への分岐

穴路峠は高畑山と倉岳山の中間にある峠で、倉岳山だけに登るなら穴路峠に向かうことになるが、高畑山とハシゴしても1時間弱しか増えないので、ほとんどの人はセットで登ると思われる。
穴路峠側に少し先むと、峠を経由せずに倉岳山に直行する破線ルートへの分岐もあるようだが、今回は高畑山側に向かったため未確認。

沢から離れる場合は大抵そうだけど、やはりここでも若干勾配が上がる。5分も登ると木々の間から北側の展望が現れて、再び扇山の山容を眺められるようになる。
長袖シャツを省いて温度調整。風が無いので小休止程度では体温低下がほとんど無く、快適。

山頂の手前で、ようやく尾根に出る。ここでようやく、道の脇にわずかな残雪を確認。トレーニングと保険を兼ねて軽アイゼンは持って来ているが、この分だと出番は無さそう。

高畑山 山頂

大台に僅かに届かない標高981.7m。惜しい。
山頂と言ってもピーク感はあまり無く、東西を結ぶ尾根の一部のような印象。とは言え、そこは秀麗富嶽十二景の一座であり、道志方面の展望はそれなりに良い。薄っすらとではあるが、遠くに霞を纏った富士山の姿も確認することが出来た。

▲ 別ウィンドウで全天球写真を表示します

ちなみに山頂まで誰一人として出くわさず、山頂もやはり無人。
アクセスの良い山なので2月でもそれなりに人は居るだろうと思っていたけど、まさかここまで空いているとは思わなかった。