正月温泉企画 2006 – 秩父

毎年恒例の温泉旅行に行ってきた。学生時代からの仲間内7人で企画しているもので、今年で4年目。
今回はメンバーの1人が行き付けにしている宿ということで、秩父の 新木鉱泉 に決定。
諸事情により面子は5人、時季も正月明けから2月にスライド。雪とか混浴といったテーマも排除され、例年とは一味違う企画となった。

毎年、年末になると場所の選定で慌てるのだが、1ヶ月遅らせた今回もそれは変わらず。ただ、さすがに4回目ともなると、その慌て振りにさえも慣れてしまうものらしい。このドタバタも含めて企画の醍醐味になっている感はある。

秩父と言うと、芝桜だったりSLだったりするわけだが、残念ながら2月に関してはあまり情報が多くない。
提案者の友人によると、時季的には氷柱とイチゴ狩りがギリギリ。それとカート場があるということで、今回は氷柱とカートを選択。個人的には男5人でイチゴ狩りという甘酸っぱい光景も悪くなかったのだが、それはまた次回。

1日目

朝8時過ぎ全員が揃って、緩々と新宿を出発。1日目は夜まで大きなイベントが無いので、フラフラ寄り道しながら秩父を目指す。集合したスタバでまったり。ガソリンスタンドの待合室でまったり。コンビニで立ち読みしながらまったり。旅行しているのか分からなくなってくるぐらいのスローペース。
このメンバーで集合することが第一の目的になりつつある今、実は集合した時点で目的の大半は消化してしまっていて、秩父に行くのはある意味その為の口実のようなものだったりする。

そば 徳寿庵

秩父と言えば、とりあえず蕎麦。

新木鉱泉

酒蔵に寄って夜用の酒を調達。

そのまま新木鉱泉に到着。掘り炬燵まで付いた広々とした部屋に感激。早速、お風呂に浸かり、夕飯まで麻雀。

三十槌の氷柱

事を済ませたら 三十槌の氷柱 (みそつちのつらら) を観に行く。夜でも駐車場に係員が居て、結構な金額を取られた。
確かに氷柱はあったんだけど、ライトアップが悪趣味な感じだったのと、商売っ気が出過ぎていて、自然の凄さを堪能する心境になれなかったのが残念。

2日目

翌日は朝から内湯に浸かり、新木鉱泉を出発。

安田屋のわらじカツ丼

昼は秩父小鹿野の安田屋でわらじカツ丼を食べる。
味噌汁が付かず、デカいソースカツ丼をひたすら食べるわけだが、思ったよりもマイルドな味付けなので、喉が渇くということは無かった。ローカル旅行のご当地グルメとしてはまぁまぁアリかな。

宝登山の蝋梅

その後は蝋梅で有名な宝登山に登る。標高は500m程。
道も整っているので楽勝だろうと気軽に登り始めたら、意外と長丁場で結構シンドかった。決定的に若さが足りない。

蝋梅はタイミングの問題なのか、思ったほど強烈な芳香を感じられなかったのだが、冬空の下で咲き誇る黄色い花の清々しさは一見の価値があると思う。

F-1リゾート 秩父

最後にカート場でカート。速度自体はそれほど出ていないのだが、車高が低いので迫力がある。全員で突っ走っていたので、写真が1枚も無くて少し残念。


この面々でつるむようになって、既に6~7年。それぞれがそれぞれに立ち止まれない環境に身を置く者同士、刺激や発見は尽きない。