雨に濡れる沖縄本島 (3日目)

2日目 からの続き。3日目も勿論微妙な天候のスタート。
ショップからシュノーケリング中止の連絡が入ったため、少しのんびりとホテルのレストランで朝食。 昨日の青の洞窟のようなエスケープが無いことは分かっていたので、まぁ仕方無いだろうということで他のプランを練り直す。

美ら海水族館は昨日行ってしまったし、沖縄に来てまで完全インドアというのも悔しいので、屋内プールでそれっぽいものを探す。
ホテルのプールは観光客でごった返していそうなので除外して、どうせなら観光客の少ないエリアにしてみようと探してみたところ、中部東側の宜野座に良さげなプール施設を見付けた。
他にもセットで回れそうなスポットを見繕えたので、この日は宜野座に賭けてみることに。

道の駅 ぎのざ

ランチに選んだ店が11時半からだったので、その前に 道の駅 ぎのざ へ。
宜野座自体に観光客が少ないせいか、それほど混雑していなかったが、なかなか特徴的な道の駅だ。1年前にリニューアルしたばかりの綺麗な施設で、裏手には「ぎ〜のくん広場」なる大型遊具もあり、子連れでも結構楽しめる。
ランチタイムまであまり時間がなかったので長居はしなかったけど、お土産のマンゴーを買って発送。

ぎのざ・牡蠣の漁師バーベキュー

ランチは漢那漁港内にある ぎのざ・牡蠣の漁師バーベキュー (旧名:レキオテラス漢那) で海鮮BBQ。
半屋外のベンチで漁港を見ながら炭焼きを楽しめる店で、値段の割にボリュームが凄くてコスパ抜群。車なのでアルコールは飲めないけど、ソフトドリンクは横にある自販機で買ってねというシステムのため、純粋にフードだけの料金で済むのも良心的。結構しっかり食べたつもりだったのに5,000円台という会計を見て、かなりビックリした。広島であまり有り付けなかった牡蠣が1kgで1,800円というのは、個人的に感涙モノである。
ちなみに人慣れしている細身の猫が2匹居るのだが、油断しているとテーブルの料理を狙ってくるのだけは要注意 (笑)

かりゆしカンナタラソラグーナ

お腹もしっかり膨れたので、屋内プール施設の かりゆしカンナタラソラグーナ に向かう。
フランス発祥の海水温浴「タラソテラピー」を売りにしているが、地域住民の為の保養施設といった印象で、観光地に有りがちな浮かれ感とは無縁。すぐ裏手には漢那ビーチがあり、やはりこちらも静か。
天気が良い日に積極的に訪れるかと訊かれると微妙だけど、今回のような事情でのんびり過ごすには丁度良いスポットだった。

コンドミニアム瀬底

何とか雨模様の1日を消化出来たので、この日の宿となる コンドミニアム瀬底 へ。
美ら海水族館からやや南下した場所から車で渡れる瀬底島にあるコンドミニアムで、島にある瀬底ビーチ・アンチ浜へのアクセスの良さが強みのようだ。
キッチンやランドリーは共用ラウンジを利用する形だが、各階にあるのでそれほど困らないだろう。

部屋は本土との間に海が見える景観良好な「オーシャン」と、景観よりもバリュー重視の「ガーデン」に分かれていて、ベッドと洗面台・シャワー・トイレが1つにまとめられたコンパクトな構造。シャワーとトイレは一応カーテンで仕切れるものの、プライベートな空間とは言い難い。気心が知れた間柄なら問題無いが、デリケートな関係だと躊躇するかもしれない。

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石なぐ

タクシーを呼んで、本島側の高台にある 石なぐ で夕飯。
雨が一段落していたので、見事な夕焼けのオーシャンビューを堪能出来た。

味もコスパも素晴らしく、昼に続いて会計時に目を丸くした。特に「島らっきょうの天ぷら」が出色の美味しさ。
人気店なので週末は予約必至だと思うのだが、中国系の飛び込み客が結構多いようだ。海外からだと個人店の予約はハードルが高いのだろう。

宿に戻り、明日はいよいよ最終日。
計画から大きく外れた3日目ながら、それなりにリカバリー出来たのでガッカリ感は薄め。
せめて1日ぐらいは快晴を期待したいところだが、明日の予報は相変わらず。はてさて。

4日目 に続きます。

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