久々に横須賀美術館、そして猿島

天気が良いので、久々に 横須賀美術館 に行ってきた。
横浜までは定期があるので、トータル1,000円ちょっとで往復出来る。

京急の横須賀中央駅で降り、徒歩15分の三笠桟橋から船に乗るのが当初のプラン。最初に猿島に寄ってから、再び船で美術館目前の観音崎まで行くことが出来る。前回は強風で船が欠航となってしまい乗れなかったのだが、今回は天候の不安は無さそう。
ところが、猿島までの船は出ているものの、そこから観音崎に向かう1日3本の便は、昼過ぎの最終便以外はすべて欠航になっていた。観音崎は瀬が浅く、ある程度潮が満ちていないと着船出来ないらしい。

横須賀美術館

昼過ぎまで待っているというのも微妙過ぎるので、とりあえずバスで美術館まで行き、タイミングが合えば帰りに船を使うことにした。美術館までは駅前からバスで30分程度。

美術館に着いたのが11時半。
元々併設のレストランを利用するつもりだったけど、このタイミングを逃すとかなり混みそうな気配だったので、美術館に入る前にランチにする。

特に狙っていたわけではないのだけど、この日まで「生誕100年 川端実」展という特別展が催されており、なかなか好みなので観ることが出来て良かった。

谷内六郎館 も勿論回り、美術館を出たのが14時過ぎ。観音崎から帰りの船が出るのは14時45分。これに乗って猿島に向かうか、乗らずに留まって美術館裏手の観音崎公園を巡るかで思案。
相方が次の特別展にまた来ると言うので、それなら公園は次回でも確実に回れるだろうし、船は次回で乗れるとも限らないことも考えて、今回は猿島を目指すことに。

観音崎

美術館から2~3分の位置にある観音崎の桟橋は、案内板が出ていなければ船着場だと気付かないぐらい簡易的なもの。時刻表を見ると、14時45分の予定が15時15分に変更されていた。潮の満ち具合と相談しての調整なのかもしれない。

折角天気が良いので、隣の海水浴場で微妙に余った時間を潰す。先週の須磨海岸に続いて、ここでも膝まで海に入って夏気分を少しだけ先取り。
かなり先の方まで遠浅の海岸が続いていて、昔の船着場 (?) が飛び込み台になっていたり、子供が遊び場として格好のポイントになっている。確かにこの浅さでは、潮が引くと船の着船は難しいだろう。

猿島

観音崎から30分、16時少し前に 猿島 に到着。
海水浴客で賑わうシーズンとあってか、三笠桟橋~猿島間は増便されて、30分間隔で船が出ていた。(通常は1時間間隔)
猿島からの最終便は17時なので、猿島での滞在は賞味1時間程度。そんなに広い島ではないので、散策だけなら丁度いいぐらいの時間だろう。

前回猿島に行ったのは 5年ぐらい前 だったのだが、その時と比べると海水浴場として施設が大幅に整備されたようだ。観光地としての快適性は上がったけど、無人島としての特徴は更に薄まった気がする。
とは言え、整備されたのは船着場周辺の海岸だけで、少し奥に進めば依然と変わらない印象。まぁ、そもそも猿島は結構整備された観光地なので、人を呼んでナンボというところもある。

一番残念だったのは、島唯一の展望台が封鎖されていたこと。春の震災の影響かとも思ったけど、どうやらそれ以前からロープが張られているようで、普通に老朽化が原因なのだと思われる。高台から横浜方面を見渡せる貴重な場所だったので、出来れば改修して欲しい。

満員で傾き掛けているように見える船に乗り込み、10分で三笠桟橋に帰着。
前日に急遽立てたプランだったので若干強行軍になった感もあるけど、貴重な週末を有意義に過ごせて満足。

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