第6回 やまそら祭 (当日編)

準備編 からの続き。

当日早朝に起きてコーヒーやらドーナツやらの準備を終え、6時半に家を出発。まずは7時半に相方の実家に集合して妹さんをピックアップ。
今回は荷物と席割の関係で、我が家の車とhikaruの車の2台で向かうことにする。

設営

9時過ぎにこちらが先に現地入りして受付を済ませ、設営スペースを確保。
やまそら祭の会場は入口脇に「Yama Stage」、奥の突き当りに「Sola Stage」が配置されていて、大体交互のステージで演奏をして、お客さんに回遊してもらうレイアウトになっている。我々は奥の「Sola Stage」のすぐ横を出店場所に選んだ。

10時少し前に、当日調達が必要な氷を買い込んだhikaruも到着。やまそら祭のオープンは一応11時目途とのことだったので、それに向けて設営を開始する。
この日は予報通りの夏日で、10時の時点で既に汗びっしょりの暑さ。まずはメインのテントを広げて日陰を確保しないと、日射病・熱射病になるのも時間の問題と思われた。いつもなら勢いよく駆け回るはずの我が子も、5時に起こされた上にこの暑さの二重苦は堪えるらしく、ほとんど動かずに大人しくしている。

大まかな配置は決めて来たものの、すべての機材・材料が揃うのはこの日が初めてだったため、半ばぶっつけ本番で試行錯誤しながらレイアウトを決めていく。
オープンの11時には何とか配置を固めて、あとは実際に動きながら最適化を図る。

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OPEN

今年の会場は例年より出店数が多く、2日間で48店とのこと。日曜より土曜の方が出店数が多いものと予想していたが、どうやら日曜の方が多かったらしい。
去年まではアイスコーヒーや焼菓子系の出店はほとんど無くて、客目線で欲しかったものということでメニューを決めた部分もあったんだけど、今年はそういった店が結構多く、独壇場とはいかない様子。まぁ、みんな同じこと考えてたってことだよね。

出店数が多いということは、関係者の数も多いということで、11時前の準備中から会場はそこそこの盛況っぽく見えていた。
でも、実際は純粋な「お客さん」がやってくるのは昼前後だったりするわけで、11時の開店からしばらくは、文字通り「閑古鳥が鳴く」ような状況。唯一、かき氷だけは売れているようだったけど、温かいメニューを用意している店は厳しいだろうな…

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開店後しばらくは客足伸びず

我々の店はクリエイティブ系のメンバー4人なので、装飾やらディスプレイやらは初出店の割にそこそこのクオリティだったと自負しているのだが、如何せんこういうイベントでのノウハウは持っていないため、午前中はその辺りの不慣れ感が出てしまっていたような気がする。

まず、メニューは綺麗なんだけど、細か過ぎて至近距離に来ないと何の店なのか分からない。
自分もそうなんだけど、まずお客さんが1人も居ない状態の店に思い切り近付くのは、結構勇気が居る。じっくり見た上で何も買わずに立ち去るという行為は、日本人的なメンタルではなかなか難しいのだ。
その結果、3mぐらいの距離からそれとなく様子を伺い、我が店のやや複雑なメニューを読み解けずにスルーという状況が何度となく発生していた。

また、早く買って欲しいという思いから前のめりになり、お客さん側からすると「圧が強い」接客になる、もしくはそれを恐れて妙によそよそしくぎこちない接客になるというのも少なからずあった。大人4人が狭いテントに張り付いて待ち構えているというのは、やはり近寄りづらいものはあっただろう。(途中からは適度にバックヤードの作業に付いたりして、「圧」を減らすようにした(笑))

売れ始めたのは昼過ぎから

13時ぐらいからは徐々にお客さんが来てくれるようになった。我々が状況に慣れてきた面もあるし、単純に会場に人が増えたという面もある。
どんなに出店数が多くても、お客さんの胃袋が大きくなるわけではないので、賑わっている会場に来れば、やはりまずは一通りの店を物色してから、何を食べるか決めるのである。
我々が提供するものは食事ではなくお菓子なので、そういう意味でも勝負は15時ぐらいだった。

焼菓子単品で200円、ドリンク単品で200円、セットで300円という構成は、当日までセットが多く出るだろうと踏んでいたんだけど、実際には単体で買っていく人も結構多かった。
どれも「食べて(飲んで)もらえれば気に入ってもらえるはず!」という自信作だったので、店先で食べて(飲んで)「美味しい!」と言ってもらえたり、リピーターになってくれた人が出てきた時には、普段の仕事では味わえない喜びを感じることも出来た。

ちなみに焼菓子だけを買っていくのは女性・子供が多く、コーヒーだけを買っていくのは基本的に男性。ドリンクに関してはコーヒーとジンジャーエールだったので、小さい子供がお菓子とセットで選べるものが無かったのは、来年以降の課題と言えるだろう。

撤収

18時を過ぎて、撤収を開始。
16時を過ぎたぐらいから真夏並みの暑さも峠を越えて、ようやく過ごし易い気温に落ち着いた。
終わり近くまでポツポツと売れて、最終的な売り上げは約10,000円。
参加することが目的だったので公に売上目標は掲げていなかったけど、hikaruとは何となく「キリ良く10,000円」と話していたこともあり、個人的な達成感もあった。
そう言えば、出店者は設営と撤収の際に車で会場入りすることが出来るんだけど、普段車で入れない場所に乗り入れるというのは、ちょっと新鮮でテンションが上がる(笑)

Facebookで告知していたのを見て、友人知人が来てくれたのも嬉しかったし、客としての参加とは違った楽しみ方が出来たのはとても貴重な経験だったと思う。
1週間後には反省会的なものもやって、来年に向けての相談もスタートしているので、今後も気張り過ぎない程度に楽しみながら参加していきたい。

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やまそら祭は客としても出店者としても、適度に緩く、過ごし易い良いイベントでした。