谷川岳温泉 湯吹の湯オートキャンプ場 (2024年秋 3日目)

2日目 からの続き。

谷川岳温泉 湯吹の湯オートキャンプ場

昨日に続いて5時台から登山客が騒がしく、隣のキャンプ客が連れて来ていた小型犬が唸る大声で目が覚めた。
日の出直後は雲が多いものの、最終日も変わらずの安定した天気。

土合砂防堰堤 (湯吹きの滝)

家族が起きるのは7時ぐらいなので、その前に1人でキャンプ場の少し先にある 土合砂防堰堤 (湯吹きの滝) を見に行く。
堰堤なので人工的ではあるのだが、アーチ式の珍しいもので、景観と相まって見応え十分。舗装路から手軽に眺められる絶景スポットなので、この辺りまで来るなら是非立ち寄って見て欲しい。

撤収

ブランチは 谷川岳ドライブイン で昨日のリベンジを予定しているので、キャンプ場で朝食は摂らずに緩々と撤収を開始。7時過ぎからは雲も晴れて快晴に変わり、テントやタープの朝露もバッチリ乾いてくれた。

谷川岳を望む雰囲気の良いキャンプ場で、温泉施設が隣接しているのがとにかく有り難い。気になったのは早朝から登山客が喧しいことと、屋外のトイレが少なさ、あとは強いて言えばペグが極端に刺さりづらいことぐらい。行楽シーズンの連休中日に来ると渋滞に巻き込まれる恐れがある点は注意が必要だが、周辺に見所も多く、観光とセットで楽しめるロケーションは素晴らしい。

谷川岳ドライブイン

10時にドライブインに入り、まずは受付でゴミを回収してもらう。チェックアウトの手続きは無いので、ゴミを持ち帰る場合はドライブインへの立ち寄りも不要。

ドライブインのレストランは10時オープン。オープン直後に入店したので他に客は居らず、眺めの良い席を確保出来た。

麺zくるり (食べログ) で薦めてもらった赤城牛リブロースのセットはマストだけど、他にも魅力的なメニューが目白押しで悩む。店員さんに「ボリュームなら上州もち豚丼御前、息子が帰省した際はいつも焼肉ラーメンを食べている」とのアドバイスを貰ったので、その3つを注文してシェアすることにした。

赤城牛リブロースのセットは、熱した石板で好みの焼き加減に調整出来る。肉は蕩ける甘さでペロリとイケるし、焼き野菜も嬉しい。

上州もち豚丼御前は期待通りのボリューム。とても優しい味付けで、上質な脂の旨味を存分に味わえる。ステーキもこちらも、小鉢が充実しているのが何気に嬉しいポイント。

思わぬダークホースだったのが焼肉ラーメン。息子が食べているという紹介とその名前から、かなりワンパク系のものを想像していたけど、真逆のものが出て来て良い意味で裏切られた。
載っている上州もち豚は丼と同様に優しい味付けだし、スープもそれを殺さない出汁系の風味。山菜やなめこがふんだんに盛られたヘルシーな1杯で、これは名前で損しているのでは…という気もする。サイトには「もち豚 谷川ラーメン」との記載もあり、この辺りの緩さは逆に好ましい。
ただ、決してボリュームが無いわけではなく、食べ盛りの若者でも十分空腹を満たせるはず。

ステーキ以外も素晴らしく、もし予定通り2日目に食べていたとしても、3日目も他のメニューを食べに来ただろうと思う。