▲ 雲取前の足慣らし – 高川山 (976m)

来月上旬に泊まりで雲取山に登る予定があるので、足慣らしも兼ねて山梨の高取山に登ってきた。
山梨百名山 の1つにして、大月市の 秀麗富嶽十二景 にも数えられている。山梨百名山って、一体幾つの山があるんだ山梨…

扇山 の際にも書いたが、山梨と言っても高尾から電車で数十分。
特に中央本線沿線の山なら乗り換えもほとんど無いので、一般的なイメージよりも、ずっと気軽に行くことが出来る。奥多摩よりも人が少ないので、静かな山歩きにもオススメ。

今回登る高川山は、大月の次の初狩駅から徒歩で登れて、下山も富士急行大月線の禾生駅と田野倉駅まで徒歩で下りられる。どのルートでも大体2時間あれば登れるし、時間を気にしなくていい気軽な山。

JR 初狩駅からのルート

奥多摩・山梨方面は大体そうだが、そろそろ熊が出没する時季なので、熊とそれを狙うハンターに気を付ける必要がある。まぁ、登山道に熊が出ない限りはハンターに出くわすこともないので、基本的には熊避けの鈴を携行して、注意しつつ歩くということになるだろう。

登山道に入ってすぐに、男坂・女坂と沢コースへの分岐が現れる。案内板には前者が新道、後者が旧道と書かれている。

どちらも大差無いらしいのだが、沢伝いの方が涼しげでいいだろうということで、今回は沢コースを選択。沢伝いと言うか、沢に並走している感じだった。
こちらのコースは分岐後もしばらく舗装路が続くので歩き易いのだけど、ただでさえ山頂までが短い道程なのに、更に舗装路が多いのでちょっと微妙。舗装路を過ぎると細くて不安定な斜面が続くので、そこで多少挽回出来たかも。

高川山 山頂

分岐から30分程で、女坂と合流。ここから更に30分で山頂に出た。
山頂は大きな岩が突き出ていて狭かったが、ほぼ360度の展望はなかなか。この日は大きな雲が出ていて、富士山は拝めなかったのが少々残念。

それから、この山頂には「ビッキー」なる野犬が住み着いているらしいのだが、こちらも折り悪く不在の様子。俺はここに来るまで存在を知らなかったから別にいいんだけど、オバちゃん達は一様に残念がっていた。

例によって、カップ麺&おにぎり2つとコーヒーのコンボで昼食とし、帰りは東側の別ルートで、富士急行の田野倉駅を目指す。こちらは滑り易い岩場の急斜面が幾つかあり、なかなかの緊張感。

広葉樹林→岩場→ヤブ→植樹林と変化に富んだコースをマイペースで下山。帰りも駅にそのまま下りられるので、時間を気にしなくて良いから気楽。

尾県郷土資料館

山道を抜けて中央自動車道を潜ると、右手に 尾県郷土資料館 がある。
今回は入館はしなかったのだが、その前にある公園で子供達が遊んでいて、あまりに楽しそうだったので、触発されて遊具で遊んでしまった。
滑り台、鉄棒、ブランコで靴投げ、どれも大人になってからまともにやった記憶は無い。特に靴投げは小学校の頃に相当やり込んでいたのだが、久々にやると真上に飛ばしたり、飛ばす前に脱げてしまったりする体たらく…

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