▲ 十数年振りの箱根登山 – 丸岳 (1,156m) #2

乙女峠～丸岳

丸岳へは多少のアップダウンを繰り返し、全体としては150m程度標高を上げる形になる。乙女峠以降の登山道はかなり歩き易く、展望は無いながらも気持ち良い山歩きを楽しめる。

乙女峠から１時間弱で丸岳山頂に到着。周囲は背の高い笹に覆われているが、東～南方向の展望は良く、晴れていればゴルフコース越しに芦ノ湖を見下ろせる。この日は基本的に曇りがちでだったけど、時折雲が抜けて展望を楽しめるタイミングもあった。

６人掛けのテーブルが２セットあり、まずはここで昼食にする。少し離れたところにある無線中継所は絶賛改修中で、工事の音はそれなりに響き渡っていたいたものの、山頂の開放感を妨げるほどではなかった。

丸岳～長尾峠

丸岳山頂を過ぎた直後の尾根も、天気が良ければ富士山方面の眺めが良いはずだが、やはり西側は何も見えず。それでも芦ノ湖とその先の大涌谷はしっかり見ることが出来た。

山頂から10分も下ると笹中心の樹林帯の尾根道となり、更に箱根スカイラインが並走する形になる。ネイチャー感はほとんど無くなってしまうが、極端なアップダウンが少ない歩き易い道なので、精神的な負荷は少ない。

乙女峠と同様の展望台が設置された富士見台。引き続き、西側の展望は皆無。

富士見台からすぐに長尾峠。芦ノ湖方面に下る場合、この分岐を東に下る方が20分ぐらい早いようだが、そこそこ長い舗装路歩きを強いられることになる。
峠を過ぎた少し先に、駐車場のトイレに接続する小分岐。僅かに下ることになるが、このコース上で唯一のトイレなので、選択肢があるだけでも有り難い。