史跡足利学校
フラワーパークを出たのが8時過ぎ。今回は20時までに立川のタイムズに車を返却すれば良いので、渋滞を考慮しても14時過ぎに足利を出ておけば十分間に合う計算。
残りの6時間で、他に調べておいた近場の観光スポットを回ってみることにする。
まず立ち寄ったのは、フラワーパークから30分足らずの 史跡足利学校。
日本遺産に登録されて10日と経たない超ホットスポットだが、今回調べるまで深く知らなかった。
そもそも日本遺産という言葉自体に耳馴染みが無かったので調べてみると、クールジャパン推進プロジェクトの1つとして本年度からスタートした制度らしい。
正確にはこの史跡単体ではなく、それを内包する文化全般が認定の対象となっていて、「近世日本の教育遺産群 ―学ぶ心・礼節の本源―」という括りに含まれているようだ。
参観料は420円。なかなか立派な「入学証」が発行される。
手入れが行き届いていて、瓦が立派な図書館と孔子廟、茅葺の方丈と書裡など、見所多し。小一時間で観て回るのに丁度良い広さで、後述の鑁阿寺とセットにすると良さそう。
ちなみに漢字試験なるプリントがあり、試しにやってみたところ84点で2段合格だった。
鑁阿寺 (ばんなじ)
続いて、学校裏手の 鑁阿寺 (ばんなじ) 。国宝指定された本堂など貴重な建物が多く、足利学校と同様に国の史跡として認定されている。
元は足利氏の館であったためか、屋根の鯱や鬼瓦といった特徴的な点が見て取れる。
フラワーパーク、足利学校、鑁阿寺はそれぞれ両毛線の富田駅・足利駅から徒歩圏内なので、電車でも気軽に回ることが出来るのもポイントかもしれない。
ココ・ファーム・ワイナリー
鑁阿寺を出た時点で10時だったので、調子に乗って ココ・ファーム・ワイナリー へ。今回はワインを飲むわけにいかないけど、早めのランチには丁度良さそう。
足利駅から車で20分という近さで、足利市の路線バスでも訪れることが出来るようだ。
GW中は「ヴィンヤード・ウィーク」というイベントが催されていて、ブドウ畑に買ったサンドイッチなどを持ち込んで食べるといった洒落たことも出来るようだが、カフェのテラス席が素敵だったので、今回はそちらでランチを頂くことにする。
1,000円前後でしっかりボリュームがあり、快晴のブドウ畑を眺めながら頂くランチは格別。ああ、ワインが飲みたい…
ブドウ畑の脇を上ると高台にベンチが設置されていて、ワイナリーを見下ろしたり、熊谷方面の街並みを見渡すことが出来る。
結構な急坂なのは見えていたけど、上ってみると見えていなかった裏手の上りも結構なもので、夏のような日差しの下、じっとり汗を掻きながらアスファルトの坂を上る羽目になった。
苦労した甲斐はある展望だけど、身重の相方はパスして正解だった。
ワイナリーを出て、丁度正午。
まだまだ時間に余裕があるので、眠気覚ましに帰り掛けに立ち寄れそうな 太田安眠の湯 に向かう。イオンモール太田の敷地内にある一般的な入浴施設で、温泉として大きな特徴は無い。
軽く汗を流して外に出ると、何と結構な勢いで雨が降り始めていた。青空の所々に雲が混じる程度の空模様なので、そう長く降られることは無さそうだったけど、これがフラワーパークやワイナリーを回っている間じゃなくて、本当に良かった。
その後はついでに 入間のアウトレット に寄り道したりしつつ、19時には立川に戻って車を返却。タイムズ向かいのラーメン屋で夕飯を済ませ、21時に自宅に帰着した。
特にUターンラッシュらしきものには遭遇せず、1日を通して快適なドライブだった。やはり、出来るだけ早朝出発して早めに戻ってくる方が無駄が少ないのは間違いない。
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