1日目 からの続き。
朝6時半に起床して、会場がオープンする7時からビュッフェ形式の朝食で2日目がスタート。
早起きの理由は、寸又峡の代表スポットとも言える 夢の吊り橋 に向かうため。
夢の吊り橋
宿の方から吊り橋最寄りの駐車場まで車で行かず、徒歩で向かう方が良いとアドバイスを頂いたので、車は宿の駐車場に残して、緩やかな舗装路を歩いて吊り橋を目指すことにする。
宿から10分も経たずに寸又峡の入口らしき場所に着くが、実際はここから吊り橋までまだ少しある。
日陰の少ない舗装路を10分ちょっと歩くと、天子トンネルが現れる。
小綺麗なトンネルで、ここまでの暑さを一気にクールダウンしてくれる有り難いものだが、足元は舗装されておらず、雨が降ると大きな水溜まりが出来たりすることもあるようだ。
ここ数日は日照り続きで碌に雨が降っていなかったけど、それでも幾らかは水溜まりが残っていた。
トンネルを抜けると、すぐに吊り橋への入口に辿り着く。
吊り橋まで一気に下るが、高低差はそれほど無く、子供を背負っていてもキツさは感じなかった。
前半は鉄の階段、後半は砂利道。スニーカーでも問題無く歩ける程度には整備されている。
5分も下ると、いよいよ吊り橋が眼前に現れる。
高所恐怖症気味の自分にはかなりの難所だが、エメラルドグリーンに輝く湖面の美しさが、竦みそうになる足を後押ししてくれる気がする。
吊り橋の足場は木の板2枚分の幅しか無く、それなりに揺れるので結構スリリング。
板の外側は人が抜け落ちない程度の間隔でワイヤーが貼られているため、木の板を踏み外す=即転落ということにはならないし、湖面からの高さをダイレクトに感じられて楽しい。
また、基本的に擦れ違うことは出来ないため、混雑時には一方通行になるが、早朝などの人が居ないタイミングであれば、そのまま渡り返して戻ってくることが可能だ。
酷い時には渡るまでに1時間待ちなんてこともあるらしいので、寸又峡温泉に宿泊するのであれば、少しでも早い時間帯に訪れるのがベター。
混雑で折り返せない場合、渡った先の300段の急な階段を上り、大きく回って戻る必要がある。
それはそれで楽しい部分もあるのだろうが、この日は後の予定も控えていたので、人が少ないことを幸いとばかりに、すぐさま渡り返して宿へと戻ることにした。
高所恐怖症の自分でも行って良かったと思えるぐらいには、十分に期待通りの絶景を堪能出来たし、限られた旅程を無駄無く使える好バランスの観光スポットと言えるだろう。(のんびり旅行出来ない貧乏性)
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