夏の終わりに2,100km 高知・小豆島弾丸ツアー (2日目)

小豆島 土庄港〜オリーブビーチ

土庄港

高松港を出て1時間後の7時半に 土庄港 到着。小豆島にはフェリーが発着する港が4つあり、土庄港はその中で最も西側に位置している。
多くの航路を抱えるメイン港だけあって駅前は賑やかだが、さすがにこの時間から開いている店はほとんど無い。

麺鯉

まずは今日1日の燃料補給のため、7時から開いている 麺鯉 (食べログ) に向かう。

自分は『とんこつ醤油 (大)』+ネギ増し、友人達はそれぞれ『とんこつ醤油 (大)』+味玉と『塩 (大)』+味玉を注文。朝から提供しているだけあって、スープはどれも優しめ。この時間に大盛を食べても (比較的) 胃袋にダメージが少ないラーメンだ。

オリーブビーチ

今回はシェアサイクルの利用を予定していて、そのスタート地点は島の南東側に位置する田ノ浦岬。そこまでは 渡し船 を利用するので、まずは渡し船が出ている オリーブビーチ まで移動する。

オリーブナビ小豆島

オリーブビーチのすぐ近くには『道の駅 オリーブナビ小豆島』がある。建物の入口にひっそり「道の駅」と掲げられてはいるものの、道の駅公式ホームページ には掲載が無い。そして 観光協会のサイト でも 町役場のサイト でもまともな取り扱いが無い。
どうやらこの施設は 道の駅 小豆島オリーブ公園 内の観光案内所という扱いで、独立した施設ではないらしい。それはそれで納得出来ないでもないが、それだと今度は道の駅 小豆島オリーブ公園の方で一切触れられていないのが不可解。

渡し船を利用する際の駐車場として非常に良い立地だし、シェアサイクルのスポットとしてもまとまった台数が設置されていて便利。折角ならもっとPRの場を与えてあげれば良いと思うのだが…

ちなみにオリーブナビでは、小豆島を舞台にした 海辺へ行く道 という映画のポスター等が大きく紹介されていた。これは8月末から少し前まで公開されていた作品なんだけど、何とそのポスターやパンフレットを手掛けたのが今回同行している友人の1人。

友人自体は今回も宛先を知らされずに四国入りしていたため、小豆島に来ると知ったのも今朝。自分ともう1人の友人はこの映画を手掛けていたことを知らず、ここに来て本人から半笑いで知らされるという、誰1人として仕掛け人が存在しないミラクルサプライズが完成した。何だコレ。(更に言えば、オリーブナビで当直だった案内員さんにとってもサプライズ)

渡し船は9時半からとのことで、まずはオリーブナビ前のスポットでシェアサイクルを借りて、時間まで案内員さん達と談笑して過ごす。

小豆島は知名度が高いので訪れる人もそれなりに居るが、滞在プランに難があり、観光客の大半は宿泊せずに日帰りしてしまうそうだ。夜営業している飲食店が極めて少なく、滞在することの魅力を訴求し切れていないことは課題の1つだし、労働人口が充分ではないため宿泊施設の稼働が追い付かないのも痛いところらしい。
小豆島ぐらい名の知れた観光地なら、もっと気楽なものだと勝手に思い込んでいたけど、実際にはそう簡単な話ではないのかもしれない。