ホンダ|フリード CROSSTAR (GT) – レビュー編 #2

今月で納車から丸1年を迎えた我が家の フリード 。大阪万博・高知&小豆島・東北3県 といったイレギュラーもあり、総走行距離は想定外の11,100km。これまでポルテでは年間3,000〜5,000km程度だったことを考えると、我が家的には異例のペースだ。

納車直後にレビューを書いたけど、1年経ったので軽く振り返ってみたい。

デザイン

エクステリア

外観に惹かれて購入検討した経緯もあり、1年経っても変わらず気に入っている。主張の強いデザインではないので、飽きが来にくいという面もあるかもしれない。

インテリア

チクチクとカスタムしていったので、結果的には自分なりに及第点。エクステリアと同様に、ラインや加飾を抑えたマッチョ過ぎないシンプルな方向性はエクステリアとの統一感がある。

走行性能

日々のキャンプ以外にも何度かロングドライブを敢行して、街乗りでも遠出でも十分な性能であることを実感している。

燃費

キャンプ道具の7割ぐらいを積みっ放しの状態で、メーター上の燃費は21.5km/L。実燃費は20.0km/Lぐらいで、以前乗っていたガソリンモデルのポルテと比較するとほぼ倍の燃費。
満タン給油時の航続可能距離は800kmちょっとなので、首都圏近郊の1泊キャンプなら3回ぐらいは大丈夫。旅行先の高いスタンドに駆け込む必要が無いのも精神衛生的に嬉しい。

運転支援系

オートクルーズ系

各記事でも書いているが、オートクルーズ&レーンキープの恩恵はあまりに大きく、もうこの機能無しの車には戻れない体になってしまった。レーンキープに関しては、当初はどの程度任せて大丈夫か不安が大きかったけど、その匙加減を把握出来たので安心かつ快適に高速を走ることが出来ている。

ただ、やはりブレーキングに関しては難ありと感じる。自分で運転するならアクセルワークで調整するようなタイミングでも、ギリギリまで詰めてブレーキというケースがかなり多いため、”頻繁にブレーキランプを点灯する忙しない車” になりがち。急制動っぽくなるので、乗り心地も悪くなる。

後方車両お知らせ機能

一方で対応に苦慮したのが『後方車両お知らせ機能』。設定した速度 (60 / 80 / 100 / 120km/h) 以上での走行時、後続車との車間距離が近い状態が一定時間続くと音声とアイコンで知らせてくれるというもの。
機能自体は安全装備として必要なものだと思うのだが、お知らせ時の音声がビックリするほど大きく (調整不可)、後ろに車間を詰める車が付いてしまった場合、何度も爆音でお知らせされるのが煩くて堪らない。
速度を120km/hに設定しているのに100km/h以下でもお知らせが鳴るし、そもそもこの速度設定が利いていないような気がする。
特に1車線80km/h制限の高速で車間を詰めてくる車はかなり多く、前が詰まっているとこちらではどうすることも出来ないので、その状況ではひたすら爆音のお知らせに耐え続けなければならないという…

この機能、必要に応じてOFFに出来れば良いのにと思っていたら、何とディスプレイに表示されているアイコンを長押しすることで可能だった。そんなん、ほぼ隠し機能ですやん! (ちなみに短押しの場合は気の抜けたバーチャルビューで表示)
Honda純正アクセサリーの 用品使い方サポート にこの件に関する項目が大きく取り上げられているので、多分、問い合わせが多かったんだろうと思われる。