UNIFLAME ｜チャコスタⅡ

今夏からバーベキューに手を出し始めた我が家。
まぁ着火剤があれば特に困ることも無いのだが、単純に自分個人のギアに対する興味としてチャコールスタ－ター (火熾し器) を買ってみることにした。煙突効果による上昇気流で薪や炭の燃焼効率を上げて火を熾し易くするという仕組みで、基本的には鉄板の筒に上げ底の網が付いているというシンプルなもの。
ぶっちゃけた話、炭や薪をちゃんと組めば煙突効果を発生させることは十分可能で、専用のギアに頼らなくても火熾し自体は難しくない。単に使ってみたかったというのが正直なところ。

チャコールスターターは様々なメーカーから販売されており、下は1,000円台から上は10,000円弱ぐらいで、印象としては3,000円前後が多い。
今回購入した UNIFLAMEのチャコスタⅡ は定価4,500円 (税込) なので、このカテゴリの中ではやや高い。お試しで買うなら1,000円台のものでも十分だと思うので、後悔はしていないけど反省はしたいと思う。

チャコスタⅡは組み立てると三角柱になるタイプ。四角柱だったり五角柱だったり円柱だったりと様々あるが、三角だと内部のデッドスペースがちょっと多い気もするが、ある程度詰めてもそのデッドスペースが空気の通り道になって燃焼効率を高めているような気もする。一度に1kgまで対応しており、我が家の３人程度のバーベキューで熾す炭の量としては問題無いだろう。
同シリーズで大容量タイプのチャコスタⅡ ラージもあり、こちらは倍の2kgまで対応しているが、我が家としては完全にオーバースペック。

鉄板の厚みは十分にあり、数回の使用で組み立てられなくなるようなヤワな作りには見えない。重量も1.2kmあり、炭を入れるとそこそこズッシリ感じられるが、そう頻繁に持ち上げたりするものでもないので気にならなかった。

収納時は約28×19×3cmとなり、同じUNIFLAMEのファイアグリルに入れておくことが出来る。また、ハンドルや底網も含めて１つに連結されているので、パーツ紛失の心配が無い。

先日のバーベキューで使用。着火剤を置いて、その上に炭を並べたチャコスタを載せるだけ。
底網が格子状ではなく一方向なので、細長い炭を立てて並べようとすると滑って倒れ易いのが地味にストレス。次回使うときは金ヤスリでザラザラにしておこうかな。(数回使えば煤が滑り止めになるかも？)

煙突効果による燃焼性能自体は確かなようで、火付きの遅い白炭でも比較的短時間で熾すことが出来た。完全に放ったままよりは適度に並び返しや天地返しをした方が良いけど、使わないよりも遥かに楽なのは間違い無い。
若干やり過ぎなアイテムだと思うが、キャンプ場で変える薪は微妙に火付きが悪いものもあったりすすので、趣味と実用のバランスで導入を検討しても良いんじゃないでしょうか。