和田堀公園バーベキュー広場

７年前の餅つきで利用した和田堀公園のバーベキュー広場。コロナでしばらく利用中止になっていたが、11月から再開していたので12月の枠を早速予約。
10サイトあるが、現在はソーシャルディスタンス確保のため半分の５つに減らし、１サイト当たりの利用人数は６人までとなっている。利用人数はともかく、サイトが半分になっているのは結構キツいので、申し込み受付開始直後に駆け込んだ。

10時半過ぎに善福寺川緑地サービスセンターで受付。シートに記帳してバーベキューサイトの割り当てをしてもらい、諸注意を聞いた上で洗い場のカギ (と言うか、洗い場の蛇口のノブ) を借りる。
バーベキュー広場からは徒歩で10分以上離れた位置にあるので、車で向かう場合はバーベキュー広場に停めてから徒歩で向かうのではなく、先にこちらで受付を済ませる方がスムーズ。

11時にバーベキュー広場に到着。銀杏の鮮やかな黄色が美しい。
和田堀公園第一駐車場がすぐ隣にあるので、道具の運び込みは非常に楽で有り難い。
10サイトをフルに使える状態でも十分な距離が確保されているが、半分ともなると本当にスカスカで、隣のサイトが何を焼いているかも見えないぐらいの距離感。
各サイトは約3m四方がコンクリで固められており、火はその中で扱う。直火は禁止、炭火のみというルールなので、実はガスコンロやクッカーを使用することが出来ない。ちょっとお湯を…という際も炭火で沸かす必要があり、グリルが小さい場合は少し注意が必要。

早速、設営。今回は夏以降にちょこちょこ買い足したギアのテストも兼ねていて、とりあえずメインはテーブル。既に使っていた小さいテーブルをサブに回して組み合わせることで、丁度良い構成に落ち着いた。
薪バサミとチャコスタの使い勝手も上々で、ひとまず我が家のバーベキュー環境はある程度固まった感じがする。

この日は日中17℃まで上がる暖かい１日で、火の近くなら上着無しでも問題無いぐらいの行楽日和。
コーンスープ、焼き鳥、アヒージョ、ステーキ、骨無しスペアリブと続けて、最後はアヒージョの残りを使ってオイルパスタで締め。

洗い場はシンクに蛇口が４つ、サイドに焼き網等を洗う低い位置の蛇口が１つ。蛇口を捻る際にサービスセンターで借りたノブを使う必要がある。当たり前だが水のみなので今時季は冷たいが、そこそこ広めで鍋等も洗い易い。
ちなみにこのノブはサービスセンターまで返却しに戻る必要は無く、駐車場入り口の小屋に付いている返却ポストに入れるだけでOK。

コンクリで囲った頑丈な炭捨て場も用意されている。
捨てられるのは灰・炭の残りだけなのだが、残念ながらそれ以外のものも捨てられてしまっていて、利用マナーの悪さにガッカリ。

片付けまで済ませても14時半で、その後は公園の遊具で少し遊んでから帰宅。自宅から車で30分掛からない距離のアドバンテージは魅力的で、帰宅後の面倒な片付けも余裕をもって終えられるのは嬉しい限り。
大自然に囲まれてのバーベキューが理想だけど、ここまで気軽に近場でというのは都内だとかなり貴重。予約制の狭き門なので思い立ったら即！というわけにもいかないけど、また暖かくなる頃に利用したい。