杉並大宮八幡宮~善福寺川沿いの散策

天気が良いので、久々に近場の散策でもしようと思い立ち、急行で1駅の永福町から 杉並大宮八幡宮 を通って善福寺川沿いを歩くことにした。
善福寺川と言えば、東京では氾濫する川としてそれなり有名。最近では6年ぐらい前の豪雨で氾濫して、3,000戸が浸水したらしい。(この時はウチの前の神田川も氾濫して、膝まで水に浸かった)

このエリアはテニスの壁打ちや大宮八幡宮への参拝など、スポット単位で訪れることはあっても、それも年に1回あるかどうかの頻度なので、永福町の駅に降りる機会はほとんど無い。
今年の春にテナント入りの小綺麗な駅ビルに改修されていたようなのだが、認識していたのはホームが変わったことだけで、商業スペースが増築されていたのは知らなかった。

杉並大宮八幡宮

大宮八幡宮までは普通の住宅街を15分ぐらいダラダラ歩く。

この日はまだ参拝客も疎らで静まり返っていたが、既に “茅の輪神事” の輪が設置され、年始に向けての準備が始まっていた。先日の長瀞 のような綺麗な赤ではないものの、この辺りはまだ紅葉も楽しめる。

境内を出てすぐ裏手が善福寺川。
この辺りはカラスが群れていて、昔ながらの裏山の神社的な雰囲気。カラスというとあまり水辺で見掛けるイメージが無いんだけど、ここのカラスは頻繁に水浴びしたりしていて、ちょっと印象が変わった。そう言えば “カラスの行水” なんて言葉があるくらいだから、水浴びはするのか。

和田堀公園

川を越えるとすぐに 和田堀公園
河岸一帯が善福寺川緑地やら運動場やらと繋がっているので、延べるとかなりの広さである。
和田堀はカワセミの生息地として有名で、ゴツい望遠レンズを構えたバードウォッチャーが陣取っていた。

この辺はネコが結構居るらしく、公園に入って早速1匹。それを構っている間に更に1匹。人馴れしているので、向こうから近付いて来たり、カメラを向けても嫌な顔をしないどころか、ちょっとすまし顔でポーズを取ってくれたりして、ネコ好きにはなかなかの良スポット。

ベンチに座って、先日 Farmer’s Marketで購入した干し柿を食べる。贈答用のようなしっかりとした甘みは無いけど、素朴で安心する味だった。


あとはのんびりと川沿いを歩き、五日市街道にぶつかった所でバスに乗った。途中、ジョギング中の友人に久々に出くわしたりもして、まさに「犬も歩けば…」というやつである。
今回は買ってもらったビューファインダーの使い勝手を試したくて散歩に出たけど、それ以外にもなかなか収穫の多い1日だった。
自分の場合、冬の間は行動範囲が著しく狭まるので、それを逆手にとって、近場の未踏エリアを散策してみるのもいいかもしれない。

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