ERGON | GP1 バイオコルク ショート/ショート

やはりと言うか何と言うか、弄り始めると止まらなくなってしまう BROMPTON 。今度はハンドルを交換。
BROMPTONのカスタムパーツと言えば BROOKS がド定番っぽいが、今のところクラシカルに振る予定は無いし、色々とBROOKSで揃えたくなったら財布が耐えられそうにない。そんな事情もあり、まずは4,000円程度と比較的気軽な ERGON の GP1 バイオコルク ショート/ショート に交換を試みた。

「ショート/ショート」と2回表記があるのは左右の分で、他にも片方だけ長い ロング/ショート というモデルもある。ロードバイクユーザーなら常識なのだろうが、要はシフトレバーが左右に付いているならショート/ショート、右側だけに付いているならロング/ショートを選べば良いということ。 パッケージでは右手分しか見えていないが、ちゃんと左手分も収められているので心配無用。

所有するBROMPTONは2016年モデルなので、グリップは100mmの短いタイプ。今回選んだグリップは93mmと更に短いので、取り付けは問題無いだろう。

取り付け

まずは純正のウレタン製グリップを取り外し。近年は六角レンチで取り付けられるロック式が採用されているようなんだけど、自分のモデルはボンドで固定されている最後の年式なので、少し手間が掛かる。
写真を撮り忘れたので割愛するが、カッターでズバッと切り裂いてから豪快に剥いていく。某ショップのブログで「アケビを剥くように」と紹介されていたけど、正にそんな感じ。グリップそのものは割と綺麗に剥けるのだが、ハンドルバー側にはがっちりとボンドが残ってしまっている。研磨粒子付きのスポンジやサンドペーパーを試してみたが、微妙に粘度の残っているボンドには相性が良くないようで、かえって黒ずんでしまう。結局はカッターで地道に削ぎ落すのが手早く、最後に細目のサンドペーパーで軽く磨くことにした。

あとは六角レンチでお手軽に取り付け。このグリップは根元ではなく、外側にボルトが付いている。
ボンド固定とボルト固定は一長一短あり、今回のようにグリップがある程度硬めで角度を微調整したいものに関しては、ボルト固定の方が扱い易くて有り難い。(下の写真はグリップの左右を間違えています 汗)

装着した写真

BROMPTON自体がややクラシックな佇まいということもあり、コルクのグリップは割とマッチしている。バーの長さが100mmに対してグリップが93mmなので、若干バーが見えてしまっており、単純に見た目として気になる。グリップからブレーキレバーまでが遠く握りづらいのも嫌なので、ブレーキレバーをグリップ寄りに付け直した。

そもそもが小径の高圧タイヤなので、ウレタンのグリップよりもダイレクトに振動が伝わってくるが、今までよりソフトに握れるようになったため、トータルでは腕への負荷を減らすことが出来ている。
畳んだ際に影響が無いか少し不安だったけど、輪行袋にも問題無く収納出来たので一安心。

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