折り畳める相棒 BROMPTON

ある切っ掛けで、折り畳み自転車を譲ってもらえることになった。
今はごく普通のシティサイクルだが、過去10年ぐらいは折り畳み自転車に乗っていた。体格に合っていないので、職質で盗品じゃないかと怪しまれたりしたのも、今となっては良い思い出。20年ぐらい前には8インチぐらいの超小さいやつを買ってみたこともあったけど、さすがにこれは乗れたもんじゃなかった。
そんなワケで、元々ギミックとして折り畳み自転車は大好きだったし、今なら車に積んでどこかに行くという選択肢もある。二つ返事で譲ってもらうことにした。…で、貰えることになった自転車が何と BROMPTON 。

いきなりお金の話をするのも厭らしいのだが、とてもじゃないけど自分の財布では買える気がしない値段である。元の持ち主は購入してから室内で一度跨ったぐらいで、ほぼ新品そのままの綺麗な状態。
ハンドルは街乗りに適したM、外装3段×内装2段の計6段、リアキャリアを装着した「M6R」。カラーはベーシックなブラックで、各箇所をチェックした結果、どうやら2016年モデルのようだ。

本体価格に連動してオプションもいちいち高く、そうホイホイ買い足すわけにもいかないのだが、ライトと輪行袋はセットした状態で譲ってもらっていたので、とりあえず最低限の盗難対策として ABUSのブレードロック を購入。

近所を周遊

8月中はとにかく暑くて、日中に自転車で走る気力が湧かない。それでも何とか早起きして、暑くなり切る前に近場を軽く流してみた。 今回回ったのは、自宅から比較的近いけど訪れる機会が少ない (近過ぎて車を出しづらい) 深大寺エリア。Googleマップで「かに山キャンプ」や「深大寺城跡」といった気になるスポットを見付けていたので、その辺りの下見を目標に家を出た。

自分はそれなりに身長があるため、日頃乗り慣れている27・28インチとはライド感が別物。しかし、実用性を重視した設計のBROMPTONだけあり、折り畳み自転車としての乗り心地は素晴らしいの一言だった。深大寺エリアはアップダウンが多い上に、下手に裏道を走ると階段に遭遇したりするのだが、そんな時でもひょいっと肩に担げば楽に突破出来る。そしてやはり、この半分畳んだ状態の駐輪スタイル (通称 “おすわり”) は何とも言えない独特な魅力がある。

盗難が怖いので、どこにでも気軽に乗り回せるわけでもなかったりするのだが、そうは言っても道具は使ってなんぼ。持ち腐らせないように活用していきたい。

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