春先に購入したmont-bellの ムーンライト テント4 。付属の アルミVペグ 16 は十分良いものなんだけど、色々なサイトをこれ1つで大丈夫かと考えると、強度と長さが不安。
頑丈なペグと言えば鍛造ペグで、自分もタープ用に ELLISSEの鍛造ペグ を数本持っているのだが、やはり重量 (190g) が気になる。
ムーンライト テント4はフライシートまで含めると18本のペグが必要になり、これを手持ちの鍛造ペグに置き換えると190g×18本で約3.4kg。車なので致命的とまでは言わないものの、SUV等のようなパワフルさは無いことを考えると、軽く出来る部分は軽くしておきたい。
そんなワケで、軽さと頑丈さのバランスで評価が高いUNIFLAMEの パワーペグSUS 300 を購入した。
バリエーション
パワーペグは長さや材質でバリエーション展開されている。
パワーペグSUS
材質は18-8ステンレス。
20cm (Φ7mm・70g) / 30cm (Φ7mm・100g) / 40cm (Φ8mm・170g) の3種類。
※ 終売しているようだが、他にWILD-1別注の25cm (Φ7mm・85g) もある。
ジュラパワーペグ
材質は超々ジュラルミン。
20cm (Φ6mm・17g) / 25cm (Φ8mm・39g) の2種類。
パワーペグSUS 300
ジュラルミン製の軽さは興味を惹かれるが、オートキャンパー的にここまで徹底的に軽い必要は無く、軽すぎることのデメリット (貫通力の低下等) も気になるので、今回はステンレス製。重量と固定力のバランスを踏まえて30cmを選択した。
上からLOGOSのタープに付属のアルミペグ (40g)、ムーンライト テント4に付属のアルミペグ (10g)、パワーペグSUS 300 (100g)、ELLISSEの鍛造ペグ (190g)。こうして並べてみると、鍛造ペグのゴツさが際立つ。
性能には関係無いけど、ステンレス製のペグが18本も並ぶと美しい。
使用感
砂利のキャンプ場2ヶ所で使用。
1ヶ所目 は所々で土中の石に当たることがあったが、ほとんど難なく突き刺すことが出来た。コンクリートブロックを打ち抜いても曲がらないという強靭性は本物のようだ。
2ヵ所目 はもっと土中の石が多く、調子に乗ってガンガン打ち込んでいたら1本だけ僅かに曲がってしまった。やはり鍛造ペグに比べると若干強度が劣る気がするが、これは石に当たっても構わず打ち込んでいたせいなので、素直に打ち直せばまったく問題無いレベルだ。
見て分かる通りの弱点もあって、やはり打面の小ささによる打ち込みにくさは多少感じた。慣れである程度カバー出来る範囲だが、雨で濡れていたりすると更に打ち込みにくいだろう。
打ち込んだ後の見た目が美しく、足を引っ掛けづらいのはメリット。(勿論、ガイロープへの注意は変わらないけど)
抜き易さは良好で、抜いた後の土の処理などもしやすい。ステンレス製で錆びにくいので、長く使えそうだ。
軽さと強度のバランスを取って採用したパワーペグ。打ち込みに多少気を使う必要はあるものの、望んでいた条件を十分に満たしてくれる良い製品だった。
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