mont-bell | ムーンライト テント4

2020年に40年振りのアップデートを遂げた、ロングセラーのムーンライトテントシリーズ。家族3人で余裕をもって使用するなら、4人用の ムーンライトテント4

昨年買おうとしたら製造工程上の問題で色移りが発生したため生産待ちになってしまっていたため、今年の春になってようやく手に入れることが出来た。

(新) ムーンライトテント4 ≒ (旧) ムーンライトテント7型

ムーンライトテント4は、旧モデルで言うところのムーンライトテント7型をベースにアップデートした製品。
旧7型は最大7人用とは言うものの、これはすし詰め状態でみっしり入れば7人という話なので、ファミリーキャンプで快適に使うなら4~5人が現実的だった。
アップデートで設営サイズが僅かに小さくなったものの、4人用と定義し直したことで、よりファミリーキャンプ向けの製品に仕上がっている。

(新) ムーンライトテント4(旧) ムーンライトテント7型
設営サイズW260×D460×H180cmW280×D490×H175cm
収納サイズW64×D23×H23cmW64×D25×H25cm
重量5.56kg
(ペグ、張り綱、スタッフバッグを含む)
8.4kg
(ペグ、張り綱、スタッフバッグを含む)
本体材質20デニール・ポリエステル・リップストップ
はっ水加工
難燃加工
70デニール・ナイロン・リップストップ
通気撥水加工
難燃加工
フロア材質40デニール・ナイロン・リップストップ
耐水圧2,000mmウレタン・コーティング
難燃加工
70デニール・ナイロン・タフタ
耐水圧2,000mmウレタン・コーティング
難燃加工
レインフライ材質20デニール・ポリエステル・リップストップ
耐水圧1,500mmウレタン・コーティング
難燃加工
75デニール・ポリエステル・タフタ
耐水圧1,500mmウレタン・コーティング
難燃加工
ポール材質アルミニウム合金
ポール径 ∅10.2mm、天頂部∅11.1mm
7001超々ジュラルミン
アルマイト酸化皮膜加工

それぞれの生地がかなり薄くなった見返りとして、驚異の約3kg (33%) 減を果たしている。
生地の耐久性と重量のバランスに関しては意見が分かれそうなところだが、ファミリーキャンプとしてこれで必要十分と判断したのだろう。
実際にキャンプ場で使用した印象としても、特に不安は感じなかった。

設営

収納状態の一式。(後述のオプションを含む)

ショックコードで繋がったポールを2セット組み上げて、天頂部で交差するように接続する。
後述の純正グラウンドシートを使用する場合は先に敷いておくことで、各ポールの接地部分をグロメットに固定出来るので非常に組み易い。

前モデルから40年を経たアップデートなので当然と言えば当然だが、こういったジョイントパーツはほぼ全て新しいものに置き換わっている。
プラパーツも多いので耐久性がどうなのか気になるところだが、概ねワンタッチで接続出来るように改良されているので設営し易くなったと言えるだろう。さすがに放り投げれば組み上がるということはないものの、月明かりでも設営可能という謳い文句はフカシじゃないお手軽さ。

フロアのフックを天頂部から順に留めていき、各ポールの接地部分を下端のループに通すだけ。ここで四角に2本ずつ、計8本のペグダウン。

最後にレインフライを被せて、4面に1本ずつ飛び出たポールの先端にエンドキャップを嵌め込む。それなりに高さがあるテントなので、ある程度身長が無いとフライを反対側に送るのが一苦労かもしれない。フライ内側のベルクロテープは案外忘れがち。

レインフライも四隅に張り綱を2本ずつ、それと前後の出入口に1本ずつ、計10本のペグダウン。

外観

カラーリングは「タン (ライトタン)」と「グリーン (スプリンググリーン)」の2色。それぞれ、レインフライだけでなくフロアの下半分も異なる色が採用されている。
グリーンはスカッと抜けた特徴的な色合いで目を惹くが、主張が控えめなタンを選んだ。

ポールとフロアはどの方向から見てもほぼ同じ形状で、フライは出入口方向が尖っている。窓のあるサイドはレインフライが地面まで延びておらず、軒程度の短いもの。これによりフロアの窓を開けると一気に通気出来るのが特徴。

ただ、レインフライが全体を覆わないので真横から吹き込む形の雨にはフロアだけで耐えることになるし、寒い時季の保温性能も少なからず犠牲になるものと思われる。
フロア単体でも耐水圧は2,000mあるので、それほど気にする必要は無いだろう。我が家的に、この構造は非常に気に入っている。

室内

フロアは床面積が260×260cm、高さが170cm。
今モデルではフレームを撓 (たわ) ませる構造になったため、4辺が垂直とまでは言わないものの、それに近い立ち上がりで広い空間を確保出来ている。成人男性でも圧迫感が無く、4人が十分に寝泊り出来る広さだ。

出入口は弧を描く形状のダブルジッパーで開閉がスムーズ。フラップ留めは若干面倒なので、頻繁に開閉する箇所はクリップ等を用意しても良いかもしれない。

前室・後室は旧モデルより5cmほど狭くなったらしいが、それでも十分に使える広さを確保している。クーラーボックスや焚き火台、ランタン等を十分に収納可能。

オプションパーツ

ムーンライトテント4用のオプションパーツとして、以下のものが用意されている。

グラウンドシート

専用品なので、テントから少しもはみ出さずに敷くことが出来る。グラウンドシートとしては結構お高い部類なので、専用品を買うかどうかは少し悩ましいところ。638g。

レインフライとポールの一部を使用することで自立式のタープとしても利用可能。日差しが強かったり雨が降っていたりで少しでも早くレインフライを取り付けたい場合、先にグラウンドシートとポールとレインフライだけで自立式タープを組んでしまい、最後にフロアを取り付けるようにするとスマート。これは撤収の際でも同様だ。

テントマット

やはり専用品なのでぴったりフィットのマット。ポリエチレンフォームで断熱とクッション性に優れ、綺麗に折り畳めるので扱い易い。1,170g。

オプショナルロフト

天井に棚を増設出来る。メッシュなので通気が良く、濡れたものを干すスペースとしても使える。62g。

フロア本体のランタンフック用ループが多少使いづらくなるが、このロフト自体にも同様のループが付いているので、こちらに吊るすことで代用が可能。


そんなワケで、軽さと組み立て易さ、そして広さが売りのムーンライトテント4。
ロングセラーのリニューアル版と言うことで尖った印象は無いけど、高いレベルでバランスが取れた優等生だと思う。

これが揃ったことでようやく我が家のキャンプがスタートを切れたので、ガシガシ使い込んで腐らせないようにしたい。

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