夏の終わりに – 新島旅行記 2008

レンタサイクル

最寄のレンタサイクル屋まで徒歩で海岸線を移動。

新島は世界的にも珍しいコーガ石 (抗火石、軽石の一種) の産出地で、これを加工した巨大な人面石が島内の至る所に設置されている。後で調べたところ、渋谷駅のモヤイ像も新島産のコーガ石で作られているらしい。

バーでランチ

自転車を借りた時点で11時になっていたので、ちょっと早めの昼食にする。
最初は新鮮な魚介類とか期待していたのだが、そういった店は潰れてしまったとのこと。シーズンが限られている上に、純粋な観光客が少ないことを考えると、鮮度を売りにした飲食店では立ち行かないのかもしれない。ちょっと残念。

結局、夜しかやっていないバーを特別に開けてもらえたので、そこでパスタを注文。

東海岸 シークレット

午後からはいよいよ東海岸へ。

島の反対側 (下船した新島港は西海岸) を目指して森の中を抜けると、断崖の下に青い海。メジャーな 羽伏浦海岸 よりも南に位置する シークレット というポイントで、人が全然居ない。完全にプライベートビーチ状態。

白い砂浜、青い空と青い海。まさに絵に描いたような風景。この砂浜は粒が粗いので、身体に着いた砂を払うのも簡単で遊び易い。

羽伏浦野営場

案内所に預けた荷物を回収して、夕方には 羽伏浦野営場 に到着。
無料で利用出来るキャンプ場なのに、しっかりとした管理人棟があるし、炊事場もトイレも綺麗でシャワー (これまた無料) まで完備。

日が暮れる前に、急いでテントを設営。
テント泊は子供の頃に親と行って以来だから10数年振りだったけど、最近のテントの組み立て易さには感動した。初めてでも30分弱で組み上がる。しかも6人用テントなので、男4人でもかなり快適な広さ。

今回はテント等をすべて自力で持ち運ぶ都合、料理に関してはほとんどレトルト。俺はアルファ米のおこわに豚汁、それと定番のチキンラーメン。それからみんなでカレーとジャガイモのスープを食べた。(食べ過ぎ)


20時頃から広場で花火。今年はやろうやろうと思いつつ、結局出来なかったので、これが初花火。
広場で大の字になって寝転び、しばらく満天の星空を眺める。雲取山に登ったときも思ったけど、東京といえどもちょっと場所を移せば、都心以外では結構普通に星空が見えるものだ。

戻ってコーヒーを飲んで、ダラダラしながら0時に就寝。健康的。