土日で友人と3人、高尾山のナイトハイクをしてきた。
計画は4月からあったのだが、スケジュール調整する度に天気が崩れ、行くと良くない事が起こるんじゃないかとビビッてみたり。
京王電鉄 高尾山口駅
土曜も翌朝から降水確率50%という嫌な感じの天候だったのだが、我々もこれ以上延期すると次はいつになるか分からない状況。山頂で降られることは覚悟の上で雨具フル装備として、夜の時点で降っていなければ決行という運びとなった。(半ばヤケクソ)
高尾には終電より1本早い電車で到着して3人が合流。
しかし、既に雨が降り始め、それもかなりの本降りになっていた。天気予報では朝までは大丈夫なはずだったんだけど…
稲荷山コース
ここまで来てしまったら、もう引き返すわけにもいかない (電車も無い) ので、半強制的にテンションを引き上げて雨具と夜用アイテムをフル装備。
0時30分、外周の稲荷山コースで行軍開始。
富士山や八ヶ岳で夜歩きの経験はあるけど、夜に登ることそのものを主目的とした企画はこれが初めて。しかも、今回は悪天候も重なってか、他に誰も居ない真夜中の登山道。
雨と霧と自分の吐く息が水蒸気となって視界がボヤける。割と道が整備されている高尾山だからまだいいけど、これで道が悪かったら絶叫モノだ。
途中で出てくる鳥居やトイレが、また一層怖い。(人工物の方が怖い)
高尾山 山頂
雨の夜道と言えども基本は高尾山なので、2時前には山頂に到着。当然ながら誰も居ない。自販機の明かりだけが煌々と点いている。
到着と同時に雨もパッタリ止んだ。何かイベントみたいな雨だった。
とりあえず、持ってきたレジャーシートを広げて座る場所を確保。高尾山は標高が低いからか、悪天候でも雲に遮られずに夜景が見えた。
さすがに寒いので各自外套を着込みつつ、いつものようにカップ麺を食べる。友人が持ってきたiPod+小型スピーカーでエリック・クラプトンとか聴いたり。
下山
4時頃には辺りも明るくなり始める。
雲が厚いので朝日は拝めなかったけど、雨の心配は無さそうなので、予定通り5時過ぎに下山開始。この頃には山頂に向かう人影もチラホラ。
復路は4号路・2号路を選び、つり橋を渡ったりしながらのんびり下山。6時過ぎの電車に乗って、各々下車しつつ解散した。
ナイトハイク、総括するとなかなか良かったかも。
何度か登った山でも全然違う感覚で登れるし、往路の夜景、復路は明るい景色と、一度で二度美味しい。正直結構怖いけど、慣れればそれも含めて全然楽しめる。
装備をきっちり整えないといけないし、日中よりは難易度が高くなるものの、今後の選択肢としては十分に魅力的なプランだと思う。他の山でも検討してみよう。
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