▲ 久々の富士山対面 – 陣馬山 (855m)

相方を山へ誘うべく、ひたすら定番の陣馬山へ。
去年のほぼ同じ日に会社の同僚達と登っているので、明るい時間に登るのは丁度一年振り。

先週は台風の影響で数日雨が降り続いていたが、この週末はその分を取り返すような快晴で、朝8時の時点で空には雲1つ無い素晴らしい天候。土曜も痛いほどの日差しだったので、キャップではなくハットタイプの帽子を被って出発。

一ノ尾尾根ルート

9時過ぎに藤野駅を出発するバスは、臨時便が増発されるほどの賑わいを見せていた。

今回は相方の初山行ということで、入念に準備をしてゆっくり登山を開始。
もう10回以上も登っているコースだけど、季節や天候、自分のコンディション、時間帯や歩くスピード、誰と登るかなどによって、見えるものも微妙に異なる。そういった色々なことを比べながら登ると、何度登っても飽きなくて面白い。

陣馬山 山頂

ほぼコースタイム通りの100分で山頂に到着。

登り始めが快晴でも、山頂に着く頃には雲が出て来るというパターンは少なくないが、今回は山頂でも青空をキープ。しかも富士山がくっきりと見えた。
散々登っている陣馬山だけど、実は山頂からの富士山は過去に二度しか見たことが無く、それももう何年も前のことだったりするので、今回は非常にラッキーだった。

和田峠寄りの茶屋で陣馬そばを食べ、2人で缶ビールを1缶。
去年と比べると芝が青々していないのが少しに気になったけど、鯉のぼりは健在。

最後に恒例のかき氷を食べて、12時過ぎから下山。

陣谷温泉 (陣馬の湯)

下山はここ数年固定の奈良子尾根、陣谷温泉で汗を流して帰る。
いつもは数人の下山組としか出会わないマイナー寄りのコースなのだが、今回は大学生サークルらしき集団と擦れ違ったり、ご高齢の団体を追い抜いたりとそれなりに盛況。これだと温泉も混んでいるかと懸念していたが、先客は1人も居なかった。

しばらくすれば後続の団体がやって来るのは間違いないので、さっさと汗を流してヒノキの湯船を贅沢に独り占め。
ちなみにこの旅館、昔は入浴客に対する愛想が悪かった印象があったけど、ここ数年は比較的普通に応対してくれるので利用し易い。

温泉を出た後は近くの物産店でこれまた恒例のゆずシャーベットでリフレッシュ。
あとはバス停まで15分ほど歩き、バス停で20分待てばバスが到着。

概ねスケジュール通り、予想以上の天候に恵まれて大満足の山行だった。相方も楽しさは理解してくれたようなので、今後は微妙にムチの割合を増やしつつ引き込んでいく算段。