RECAMP しょうなん (2023年夏 1日目)

白州方面でのキャンプを予定していたんだけど、生憎の雨予報 (しかも雷雨) で敢え無く断念。各地の天気を調べてみると、東京から近いエリアなら雨を避けられそうなことが判った。急いで空きがあるキャンプ場を探したところ、千葉の RECAMP しょうなん がヒット。ちょっとお高めだけど林間サイトがあり、水遊びが出来てシャワーもあるという好条件。

道の駅 しょうなん

夏休み中の快晴の週末ということで、渋滞を考慮して8時に家を出発。いつも通り大泉ICから東京外環に上がって三郷JKTで常磐道、柏ICで一般道。市街地を南東に抜けて、まずは 道の駅 しょうなん へ。大きな渋滞も無く、10時には到着出来た。
昨年リニューアルされたばかりらしく、公共建築としてグッドデザイン賞を受賞。手賀沼をバックに開放感のある広々とした造りで、農産物を中心に地場産業の魅力をしっかりPR出来ている。

大まかには3ブロックで構成され、直売所がメインの てんと 、レストラン棟の つばさ 、そして広大な「芝生ひろば」がある。

てんと

入口が2つに分かれていて、向かって右側が直売所「地産地消マルシェ」。左側が共通ロビー、カフェ、加工体験室など。直売所はかなり広く、野菜や果物、その加工品が充実している。海産物や畜産物は少ないので、キャンプ前の立ち寄りなら念頭に置いておくと良いかも。

今回カフェは利用しなかったけど、テイクアウト出来るたまごサンドが美味しそうだったので、それだけ購入。
また、外の特設ブースで1,000円以上購入したレシートを見せると梨を1つもらえるキャンペーンが行われていた。この梨は帰宅後に食べたんだけど、これまで食べた中でも指折りの美味しさ。今年の注文分は既に締め切られていたので、来年忘れずに注文したい。

つばさ

落花生商品を取り扱うお店、ベーカリー、レストランが入っている施設。

ランチは他のところを考えていたので、この日は翌朝分のパンとピーナッツソフトクリームを購入。ソフトクリームはピーナッツペーストを贅沢に練り込んだ濃厚なもので、訪れたら必ず食べたいぐらいの逸品。

野菜レストラン SHONAN

道の駅の敷地内にある農家直営の 野菜レストラン SHONAN 。今回は営業時間前だったのでパスしたけど、つばさ内と合わせると3つもレストランがあり、飲食店の充実度が凄いことになっている。

手賀沼

カンカン照りで芝生ひろばを歩く余力が無かったので、とりあえず裏手の手賀沼をチェック。沼と聞くと淀んであまり綺麗ではないものを想像しがちだが、手賀沼はかなり広く綺麗で、観光資源として整備・活用されているのも納得出来る。この日はトライアスロンの会場となっていたようで、運営スタッフが慌ただしく走り回っていた。

天然温泉 満天の湯

道の駅ではないんだけど、大通りを挟んだ向かいという、セットで利用出来る大型施設 天然温泉 満天の湯 。キャンプ場エリアからも近いので、宿泊中やチェックアウト後の選択肢として魅力的。

手打ちそば いし川

11時になったので、道の駅からも比較的近い 手打ちそば いし川 (食べログ) へ。

古くから営業されているであろう昔ながらの蕎麦屋で、蕎麦だけではなくうどんやラーメンもある。驚くのは価格設定で、比較的高めのチャーシュー麺でも600円。ボリュームも申し分無く、全体的に優しめの味。ほっこりする食事処を探しているならオススメ。

アルペンアウトドアーズ フラッグシップストア 柏店

13時のチェックインまで1時間以上余裕があるので、近くにある アルペンアウトドアーズ フラッグシップストア 柏店 に寄り道。今年4月にオープンしたばかりの新店舗で、「世界最大級の規模」という触れ込みらしい。2,300坪という広大な売場面積を誇り、キャンプ用品・登山用品・ファッション寄りのアイテムと隙が無い品揃え。

全3フロアーでとにかく広いが、その分余裕を持ったレイアウトになっており、見て回るのは非常に快適。商品数が膨大なので総ざらいしようとすると半日ぐらい欲しくなる。

RECAMP しょうなん

13時になったので、キャンプ場へ。
RECAMP しょうなんは 手賀の丘公園 の一部として運営されていて、キャンプ場自体の案内板が目立つ形で設置されていないため、どこから入れば良いのか若干分かりづらい。

チェックイン

RECAMP しょうなんは予約サイト なっぷ が提供するアプリでのスマートチェックインが導入されている。アプリを利用すると対人での受付が不要で、そのまま指定されたサイトに向かえば良いので非常に楽チン。ただ、アプリの使い勝手が洗練されているとは言い難く、サイトまで辿り着くのにかなり手間取ってしまった。

まず、このキャンプ場はフォレストエリアとレイクエリアという2つのエリアに分かれているのだが、それぞれの出入口が大きく離れている。管理棟があるのがフォレストエリアなので、仕組みを十分に理解していないと最初はこちらにアクセスすると思われ、レイクエリアに宿泊する人はまずここで戸惑うことになるだろう。
公園をぐるっと回ってレイクエリアに辿り着いてからも、場内の案内板にややクセがあり、目的のサイトにどう向かえば良いのか把握しづらい。ほとんどの道が一方通行になっていることもあって、一度間違うとリカバリーするのも一苦労だったりする。

スマートチェックイン自体はスムーズに進められれば非常に効果的だし、今後こういったシステムを導入するキャンプはそれなりに増えていくものと思う。ただ、事前に仕組みを十分理解していないと混乱が発生するし、キャンプ場毎のルールを口頭で説明される機会も失われるので、従来以上に利用者側のリテラシーやモラルを求められることになる。
いずれスマートチェックインが主流になる未来もあるのかもしれないが、それにはまだまだ乗り越えなければならないハードルがありそうだ。

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