▲ 念願の桃源郷 – 蜂城山 (738m)

蜂城山 山頂

ヤマボウシから15分、登山口からでも40分で山頂に到着。今回はかなりゆっくり登っていたので、サクサク登れば余裕で30分を切るだろう。
山頂からは北~北西方面の甲府盆地が広く見渡すことが出来て気持ち良い。

奥には綺麗に維持された朱塗りの蜂城天神社が建ち、両脇の狛犬は少し独特の顔付をしていて愛嬌が感じられる。山頂自体は北側以外は木々に囲まれているが、そこそこ広くて日当たりもいいので、窮屈さや湿っぽさは無い。

我々の前には3組ほど先客が居たが、間もなく下山してしまったので、ほとんど我々だけでのんびりと過ごすことが出来た。
今回は天気予報の関係で直前まで準備を遅らせていた都合、前日にバタバタと材料を揃えて、お手軽オープンサンド。シンプルだけど、こういうイベントとの相性が抜群で美味しかった。

時間に余裕があるので、しばらくのんびり過ごしてから山頂を出発。
当初はここから神領山・大久保山と回って下りようかとも検討していたけど、今回はのんびり遠足気分で桃が見られれば十分と思い、蜂城山だけで下山。上りが40分なら、下りも当然30分程度。


単純に来た道を戻るだけなので、再び桃園の中を歩く。下りは眼下の桃園を一望しながら歩けるので、長閑な風景を存分に堪能した。

釈迦堂PAまで戻り、茶屋で「桃アイス」とあるのを見付けて購入。期待していたら「ガツン、と 濃いもも」が出て来た。おいおい既製品かよと思って食べてみたら、これがまた旨かった。く、悔しい。さすが「ガツン、と」シリーズ…
多分、普通に食べると甘過ぎると思うので、ある意味このタイミングで良かった。

ぶどうの丘 天空の湯

15時半過ぎのバスに乗り、ここ数年頻繁に通っている 天空の湯 に向かう。
この頃にはかなり強い風が吹くようになっていて、北西の空が分厚い雲に覆われ始めた。露天に浸かっている間もかなりの強風で周辺の木々が揺らされていたし、先日の菜の花鉄道に続き、今回もかなり際どいタイミングで快晴を拾った格好のようだ。

18時過ぎに着いた駅のホームでは、強風と寒さでホームに出ていられないぐらいだったので、これが日中だったら呑気に桃を見ている場合ではなかったかもしれない。

一昨年からの念願を快晴&満開という最高の形で果たせたので、個人的には大満足。毎年とまではいかないとしても、何年か置きぐらいには訪れておきたいと思う。都内からなら手頃で穴場の観光スポットとしてオススメ。

GPSデータ

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