和田家
集落に戻り、合掌造りの一際大きな 和田家 に入る。
一部は住居になっているので、見学出来る範囲は限られているが、広大な屋根裏部屋のようになっている2階はなかなかに壮観。
合掌造り民家園
1日目は17時過ぎにチェックインを予定していたので、高山に17時に戻るためには16時のバスに乗る必要がある。当初の予定通り2日目に来ていればもう少しゆっくり見て回れたのだが、1日目にスライドした関係で滞在時間を削らざるを得なくなってしまった。
食べておきたかったアイス (よもぎ・きび・そば・どぶろくの4種) を食べるため、吊橋を渡ってバス停側に戻り、更にその先の 合掌造り民家園 へ。入館料は500円。
目的のアイスが200円なので、それを食べるためだけに500円余計に払うのは泣けてくるが、ここの入館料をセットにしたバスチケットを買っていたので、余分に払うのは実質200円。
自分が「きび」、相方は「どぶろく」を注文。きびは特徴的な味ではないが、チョコチップのような食感が美味しい。どぶろくは甘酒風?
飛騨高山 花扇
駅に戻って、タクシーで本日の宿 花扇 に到着。
玄関の外に従業員が数名控えていて荷物を持ってくれたり、ロビーで待つ間にビールが出たり、今までにあまり経験が無いぐらいの持て成されっぷりで驚く。外には何やら雰囲気のいい足湯も…
手続きを済ませて、2階の広くて落ち着いた和室に通される。1階も2階もすべて床が畳で、スリッパを使わずに移動出来るのがとても嬉しい。自分は足が28cmなので、普通サイズのスリッパだとちゃんと履けなかったりする。
夕飯まで30分あったので、早速気になっていた足湯に向かう。タオルが備え付けられているのは勿論、観光雑誌が置かれていたり、とにかく抜かりが無い。
夕食
待ちに待った夕飯。個室で和食のコースを頂く。
食に対する語彙が乏しいので、細かい感想は割愛するけど、どれも非常に手が込んでいて、一品一品に感嘆しながら美味しく頂きました。
夕食後、駅のロッカーに預けていた荷物を回収し忘れていたため、タクシーを呼んでもらって駅まで取りに向かう。雨が降っていなければ、夜の街並みを見て歩きたかったのだけど、生憎の雨なので断念。
タクシードライバーに交渉して、駅からの帰りに良さげな場所を回ってもらうことにする。この時のドライバーは少し高齢 (でも矍鑠としている) の高山に詳しい方で、独特の語りで楽しませつつ、ツボを押さえたコースでゆっくりと夜の街を回ってくれた。
歩けなかったのは残念だけど、代わりに自分達だけでは得られない情報を聞くことが出来たりして、十二分に一風変わった夜観光を満喫することが出来た。
大浴場
戻って花扇の大浴場へ。1日毎に男湯と女湯が入れ替わるので、夜と朝に入ればどちらも楽しめる。夜の男湯は大きめの内湯と露天風呂が1つずつ、サウナもある。
湯は薄く白濁していて多少のぬめりがあり、肌への負担は少なそうな印象。外の景色こそ無いものの、脱衣場の充実ぶり等を含めて高水準でまとまっている。
浴場前の “湯あがりサロン” も居心地が良く、素足で歩き回れる快適さを実感。
部屋に戻る前に、1階のラーメン屋でビールと高山ラーメン。本当は街に繰り出して食べたかったけど、雨の日でもこういうフォローがあるのは助かる。
すっかりいい気持ちになって、風通しの良い涼しい部屋でぐっすり就寝。
外泊すると部屋の乾燥が問題になることも多いけど、ここではそれも気にならず、快適な眠りに就くことが出来た。
2日目 に続きます。
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