▲ 怒濤の3週連続 – 三ツ峠山 (1,785m)

三つ峠山 山頂

遂に山頂手前の山荘 四季楽園 に到着。木陰のベンチが沢山あるので、しっかり休むならここもいいが、休憩料100円。
やはり山頂の方がずっと好展望なので、あと少し頑張って山頂を目指す。山頂までの最後の斜面はザラザラと滑り易く、油断しているとあっさり転ぶので危険。

ほぼ12時ジャストに山頂に到着。正確には三ツ峠山の最高地点である「開運山」山頂に到着したということである。
コースタイムは30分出来ているので、このメンバーのペースとしてはまずまず。

富士山は朝方しっかり見えていても、昼頃には雲に覆われているというパターンが多いのだが、この日は正午の時点でもほとんど雲が出ておらず、綺麗な容姿を拝むことが出来た。
富士山を眺めながら優雅にランチと行きたかったけど、あまりに日差しが強過ぎるので、前回と同じ狭い木陰に隠れてひっそりと食料を広げる。

今回は「冷しピリ辛ねぎ味噌ラーメン」。氷で冷やしてあるので、しっかり冷たい。
クッカーを持って来ている場合は食後にホットコーヒーを淹れるのだが、今回は暑いので持って来ていないので、代わりにアイス用のポーションコーヒーを持参。水は勿論、背負ってきた氷が溶けた氷水。
1つ20~30円のポーションコーヒーと侮るなかれ、これがもう抜群に美味い。「もう1杯」の声が出てしまうほど、身体に染み入る美味しさだった。今後は夏山の定番になるだろう。

下山

山頂には30分ちょっと滞在して下山を開始。前回同様、木無山を通ってカチカチ山 (天上山) ロープウェイで河口湖に下りる。
往路で追い抜いた男子高生の集団は、木無山の広い山頂に陣取っていた。

約2時間のコースは展望ポイントが少ない地味な登山道だが、道が安定していてスピードを出し易いので、余力があれば軽快に駆け降りることが出来る。

カチカチ山ロープウェイ

貴重な展望ポイントからの河口湖。トータルとしては1時間短縮でカチカチ山ロープウェイの山頂駅に到着。
河口湖までそのまま歩いて下りることも出来るが、それほど特徴的なコースでもなく、何よりロープウェイ駅のあまりの観光地っぷりに気勢を削がれ、本日の山行終了を宣言。大人しくロープゥエイでの下山を決めてソフトクリームに齧り付く。

開運の湯

ロープウェイで数分、15時過ぎに河口湖畔に下山完了。ここから徒歩で、毛無山~鬼ヶ岳の帰りに使った 開運の湯 に向かう。
開運の湯はホテルの浴場施設で、ホテル自体が若干古めなこともあり、入口だけではなかなかチョイスしづらいのが正直な印象なのだが、入ってみると広々としてなかなか良い、長湯向きの温泉である。河口湖駅からも近いので、手軽に立ち寄れるのも便利。

湯上がりにロビーで生ビールを注文して、裏口のテラス席で乾杯。やっぱり「山行→温泉→ビール」のコンボに勝るものは無い。この時点でも16時半でまだまだ陽は高く、昼間から飲める感動も一入。

立川 二郎インスパイア系 ジミー

17時過ぎの富士急行線に乗って、来た道をそのまま折り返す。

以前に立川の二郎 (ラーメン屋) を空振りして悔しい思いをしていたので、今回は確実に営業している二郎インスパイア系の「ジミー」を試してみることに。”二郎” をインスパイアして “ジミー”、この悪足掻きは嫌いじゃない。

自分は「硬め大盛+メンマ+野菜+ニンニク」で注文。二郎系を食べるのは随分久し振りのことだったけど、すんなり完食出来た。恐らく、この1杯と先程のビールで本日の山行で消費した分が帳消しになったハズだが、そんな事を気にしていたら山もラーメンもやってられないのである。

そして、この日一番高い山に登ってしまったのがI君。
本来3人の中では最も食が細く、そして俺の野菜増しを見ていたにも関わらず、無謀にも「野菜大盛」をコールしてしまった。何故だ。
案の定撃沈して (それでもかなり健闘したが) 、俺ともう1人の友人がフォロー。勝負としては惨敗だったが、その心意気は買いたい。


というワケで、意図していなかった3週連続山行も無事に完遂。それぞれに特徴的だったので、飽きずに楽しく登り続けることが出来た。
今年に入ってからの運動不足もそこそこ解消出来たので、これで安心せず、山以外の形も含めて積極的に動いていきたい。
とりあえず再来週末には次の山泊を予定しているので、それを目指して頑張らねば。

GPSデータ