万三郎岳 山頂
11時手前で万三郎岳山頂。
こちらも木々に囲まれて展望はあまり無いが、ベンチや山域マップが設置されている。山頂自体は万次郎より若干狭く、人が多い時季には混雑しそうだ。
ここではホットコーヒーとビスコッティで大休止。
下山
30分ほどの休憩を終えて、下山を開始。
来たルートを折り返す人も居るようだが、我々は初めてなので、未踏のルートで下る。往路はスタート直後の四辻分岐から時計回りで南→西と登ってきたので、復路は北→東と “Oの字” を描くように下山。
万三郎の山頂からは、最初に天城峠方面に延びる天城縦走路を西へ進み、15分ほど下ったところの分岐で北に折れるルートになっている。
分岐までの尾根道では、北側に富士山、南側に伊豆半島の南側が覗くポイントがあり、展望はこれが最後となるので、ここでしっかり見納め。
四辻までは往路の万二郎岳のようなポイントは無く、傾斜もここまでより急となる。
特筆すべき危険な箇所は無かった気がするが、結構延々と歩く形になるので、正直若干ダレる。沢なり大岩なり、何か1つぐらい目を惹くものがあればアクセントになるのだけど…
13時半に四辻、そこから15分で天城高原ゴルフコースの駐車場に帰着。
休憩を含めて8時間弱、休憩を除けば6時間強といったところ。ガイド上のコースタイムが5時間となっているので、1時間程度オーバーしている計算となる。単純にスローペースで歩いたことと、雪道の影響を考えると概ね想定通りと言える。
伊東 七福神の湯
帰りがてらに伊東に立ち寄り、七福神の湯 の1つである「弁天の湯」に浸かる。
その名の通り、七福神の名を冠した共同浴場だが、実際には他にも幾つか浴場が存在している。
弁天の湯は伊東駅から歩いて5分ほどの路地裏にあり、入浴料は250円と格安。1つの大浴槽を囲むようにして壁に洗い場が設置されているのが特徴的だが、基本は銭湯とほぼ同じスタイル。石鹸やボディソープといったものは置かれていない。
我々が入ったのは15時ぐらいだったが、既にそこそこの人が利用していた。温泉とは違った気楽さや地域性を感じられるし、今のご時世に250円というのも破格。
都内の銭湯が値上げを続けている状況を考えると、安定して利用客を確保出来ているということか。(または助成金のようなものでバックアップされている?)
昼食が早かったこともあり、伊東で夕飯にしようと思っていたら、目星を付けていた居酒屋が中休みに入ってしまっていて、夜の部まで1時間以上待つことが判明。帰り時間を考えると、ここでそんなに待っても居られないので、駅で立ち食いそばを啜って伊東を後にする。
サブ案として真鶴で船盛りという目論見もあったのだが、既に下道は渋滞が始まりつつあり、オーダーストップまでに辿り着けるかも若干微妙なタイミング。
山と風呂でこの日の目的は8割方達成されていたので、変に悪足掻きせず、大人しく帰ることにした。駅でそばを食べていたのが、結果的に都内までの繋ぎとしてはベストチョイスだったと言える。
しばらく続いた渋滞も、真鶴道路を過ぎた辺りから一気に解消されて、覚悟していたよりスムーズに帰京。
さて何を食べようかと思案した挙句、最終的に行き着いたのは自宅近くのスシロー。伊豆まで行っておいて回転寿司かと思われるかもしれないが、気楽に好き勝手に食べ散らかせるというのは、ここまでの勢いを維持したままイベントを終えられるという点で割と重要だったのである。
スシローでたらふく食べて腹を満たし、22時に解散。
年末に購入したトレッキングポール、あまり活躍の場が無かったアイゼンのチェックが出来たし、心配していた天気も中盤以降は快晴に変わって抜群の山行日和に恵まれた。まずは今年を占う上で幸先の良い山初めになったと言えそうだ。
hikaru、今回もサンキューです。
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