▲ 山と温泉の協奏曲 – 那須岳 1日目 (1,917m)

去年は各人色々あったため、一昨年の丹沢 以来、2年ぶりの泊り山行を計画。3月の時点で候補地の選定を開始して、4月には宿の手配を済ませる渇望っぷりだった。
そんな満を持しての山行に選ばれたのは、茶臼岳・朝日岳・三本槍岳などから成る那須岳。
前日に1人が欠けるアクシデントと梅雨終盤の不安定な天気を乗り越えて、いざ出発!

自宅 → 那須岳ロープウェイ 山麓駅

金曜夜、仕事を終えて帰宅。奥様に少しばかりお高いケーキを供え、24時少し前にマイカーで自宅を出発。まずは吉祥寺駅前で1人目、続いて環八→東京外環で東川口駅で待つ2人目をピックアップ。あとはひたすら真夜中の東北道を北へと突っ走る。

それほど変化が無いのでドライブとしては面白みに欠ける道だけど、スイスイ進むので疲れない。
快調に飛ばして、明け方4時前には 那須ロープウェイ 山麓駅の駐車場に到着した。標高1,390mということで、半袖では若干肌寒いぐらいの気温だ。

とりあえず、7時半のロープウェイ始発に備えて車中で仮眠を取る。
コンパクトカーとしては比較的車内が広いPorteだが、大の男3人が横になるスペースは勿論無いので、各々シートで身体を折り畳んで寝るしかない。


6時45分に起床。
到着時点では他の車は見当たらなかったが、始発に向けて続々と駐車場に入ってきている。
テキパキと着替えて朝食を済ませ、とりあえずロープウェイ山麓駅へ。正面には最初に登る茶臼岳が堂々たる山容で待ち構えている。

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ロープウェイは予定通り7時40分から運行を開始するとのこと。
ただ、天気予報では午後から急激に悪化することになっていて、特に雷への注意が必要な状況だ。雨風や雷でロープウェイの運行を中止するので気を付けるよう、幾度となくアナウンスされている。

ちなみに明日もこのロープウェイに乗って下りるので往復チケットを買いたいところだが、チケットの有効期限は当日のみとのことで、都度片道チケットを買う必要がある。うっかり買わないように注意。

那須岳ロープウェイ 山頂駅 → 茶臼岳 山頂

始発便に乗り込み、5分で山頂駅に到着。標高は1,684m。既にその辺の山より標高が高く、火山で樹木がほとんど生えていないため、展望は抜群。
自身が一切頑張らずにこの展望というのも、我々としては若干尻の座りが悪い感じなのだが、今日はここから先がそこそこ長いし、天候を踏まえて時間との戦いという側面もあるので、たまにはこういうのも良いだろうと頭を切り替えることにした。

茶臼岳の山頂までは標高差200mちょっと。時間にして30分という短い道程。
半ば観光地っぽい感覚で訪れる人も居るぐらい登山道が整備されてはいるが、溶岩が固まった地面はそれなりに凹凸があり、ザレているので言うほどお気軽ではない。
また、割と最初からそこそこの傾斜を一気に登るので、あまりに調子に乗って消耗すると、茶臼岳以降でバテる可能性もある。後々を考えてペース配分したいところ。

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途中の分岐を西に折れて、大きな岩がゴロゴロ転がるエリアを進み、鳥居が見えたら茶臼岳の山頂。標高は今回登る3つのピークの中で中間の1,915m。
小さいが那須嶽神社の社もあり、ここが山岳信仰の対象であることを感じさせてくれる。
茶臼岳は火山であり、那須岳の中で唯一火口を持つ山だが、火口はなだらかで砂利だらけなので、山頂からの景色は想像していたよりも幾分地味な感じだった。(勿論、外側の景色は見事の一言)
一ヶ月前に 八丈富士 の凄まじい火口を見たばかりなので、余計にそう感じたのかもしれない。

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茶臼岳 山頂 → 峰の茶屋跡避難小屋

山頂ではとりあえず写真だけ撮って、休憩もそこそこに時計回りでお鉢巡りをスタート。火口はあまり広くなく、外周部の登山道も緩やかなので、サクサク歩くとものの10分で終わってしまう。
ここから”峰の茶屋跡避難小屋”まで200mほど下り、上り返して朝日岳に向かうことになるが、今回のコースではこの区間が一番「ワンダー!」な感じである。
山頂はちょっと地味だった茶臼岳も、一旦下ってから見上げるとやはりドッシリと絵になる存在感。微量ながら噴煙が上がっている箇所もあり、火山であることを再認識させられる。

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茶臼岳の火口から20分ほど下り、8時40分に峰の茶屋跡避難小屋。
宿泊禁止だが、避難小屋としての造りは立派なものなので、あまりに酷い天候なら迷わず利用したい。
ちなみに茶臼岳からこの辺りまでは、docomoの電波が通じていた。

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峰の茶屋跡避難小屋 → 朝日岳

峰の茶屋跡避難小屋から朝日岳に向けては、那須岳の中では比較的緊張感がある区間。僅かだが片側が切れ落ちて鎖が設置されている箇所もあり、強風や雨の場合には注意が必要。
また、この先からは基本的に電波が通じなくなると考えておく方が良い。

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15分ほどで “朝日の肩” と呼ばれる分岐に到着。(山と高原地図では “朝日岳分岐” )
東に10分弱も上れば朝日岳山頂、北に進めばその先に三本槍岳などが待つ清水平へと繋がる。朝日岳は遠くから見るとゴツゴツとした鋭峰だが、分岐から山頂までの登山道は広く歩き易い。

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9時20分、朝日岳山頂。
山頂は見た目通りに狭いが、コース上の他の山と比べて特筆すべきものがあるわけではないし、ここに長く留まるケースは少ないと思われる。人で溢れかえる心配はあまり無いだろう。
名前の通り、日の出を待つスポットとしては抜群のロケーションなので、出来ればそうしたいところだが、今回宿泊する三斗小屋温泉から向かうには夜中に出発する必要があるため、今回は見送った。

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