大井川鐡道 きかんしゃトーマス号 2018

千頭駅

12時に大井川鉄道としての終着駅である、千頭駅に到着。帰りの列車は14時過ぎなので、2時間ちょっと自由時間がある計算になる。
千頭駅周辺は飲食店がそれなりにあり、平日ということでそこまで慌てることも無さそうだった。
その後はトーマスフェアを見て回ることになるので、昼食はあまり頑張らず、駅前のそば屋で軽めに済ませた。

きかんしゃトーマスフェア

千頭駅の構内で催されている きかんしゃトーマスフェア 。
イベント単体では小学生以上500円の入場料だが、SLのチケットは入場券もセットになっているので、トーマス号・ジェームス号の利用者であれば、実質無料となる。(新金谷駅の車両整備工場もこの方式にしてくれれば良いのになぁ)

場内では人気キャラのヒロやパーシーと写真を撮れたり、ウィンストンやラスティに乗ることが出来る。ただ、基本的に屋外で日陰が無いため、どこまで遊び尽くすかは子供の体力・体調次第かも。

▲ 別ウィンドウで全天球写真を表示します

音戯の郷

駅を出て左手の踏切を渡ると、音戯の郷 という道の駅が併設された施設ある。
所謂道の駅とは若干趣が異なり、気の利いた飲食スペースは席数が多いとは言えない Cafeうえまる の出張店舗のみ。今回は満席で利用を諦め、入口の売店でコーラとアイスを買って、日陰で小休止するに留まった。

折り返しのトーマス号

14時10分に折り返しのトーマス号が出発。
往路で最後尾だった7号車が復路では最前になるが、席の左右はどちらも変わらないため、往復チケットの場合は同じ景色を見て戻る形になってしまうのが少々残念。それでも、やはり大井川を眺める車窓風景は素晴らしいの一言だ。

寸又峡温泉 翠紅苑

15時半に新金谷駅に帰着し、ここから再度大井川を辿って 寸又峡温泉 に向かう。
ほとんどはバーティーが走っていたコースをなぞる形になり、先程走っていた大井川鐡道を道路から眺めるという、一風変わった体験が出来て面白い。
新金谷駅から千頭駅まで13,500円でマイカーを運んでもらうサービスも用意されているが、余程タイムスケジュールが逼迫していない限りは、普通に往復した方が満足度は高そうだ。

新金谷から千頭までは、ほぼ対向二車線の綺麗な道路で運転も楽なのだが、寸又峡温泉に向かう道は、対向出来ない狭い区間が頻出する難所となる。
旅行者がそれほど多くないと思われるこのタイミングでも、待避所に停まったり、場合によってはバックを余儀なくされるケースが何度もあったので、運転に自信が無い人は、混雑時の通過はそれなりの覚悟が必要かもしれない。

17時半、寸又峡温泉に到着。宿は温泉郷に入ってすぐの 翠紅苑 。
多分寸又峡で一番大きい宿泊施設で、雰囲気も良いし、設備も整っている。
程良いぬめりを持つ単純硫黄泉は非常に肌触りが良く、入浴後は”美女づくりの湯”と称されるに値するほどの保湿効果に驚いた。

到着時点ではまだ明るく、それなりに暑さも残っているように感じたが、陽が落ちてからはスーッと涼しくなり、冷房無しでも快適に眠ることが出来た。
5時起きから長時間の運転+暑さに消耗した1日ながら、美味しい食事と素晴らしい温泉で疲れも吹き飛び、これなら2日目の長丁場にも十分耐えられそうだ。

2日目 に続きます。