武蔵村山市観光納涼花火大会 2019

昨年見に行った 青梅市納涼花火大会 がとても良かったので、今年も是非と思っていたんだけど、チケット販売日が 沖縄旅行 と被ってしまい。敢え無く断念。
代わりの花火を探していたところ、偶々寄った かたくりの湯 で、「花火大会観覧お食事プラン」なるものが告知されていた。この施設が 武蔵村山市観光納涼花火大会 の打ち上げ会場に近いため、夕方から貸し切りにして食事+花火鑑賞+温泉のセットプランを提供しようという催し。どうやら去年から始めたものらしい。
抽選形式なのでダメ元で申し込んでみたところ、8月上旬に当選の連絡が来た。今時珍しい往復はがきでの応募、しかも1人につき1通必要というハードルの高さも味方したのかもしれない。


かたくりの湯が打ち上げ会場の近いため、当日は交通規制で施設への車の乗り入れは不可。近隣に驚くほどコインパーキングが無く、バスでの来場が推奨されている。
少し離れたバス停付近の駐車場に車を停めて、バスに乗って十数分で武蔵村山市役所前バス停 (横田バス停でも可) で下車。そこから15分歩けば、かたくりの湯に到着する。

かたくりの湯、そば処 大の一

18時過ぎに館内に入り、まずは「お食事ゾーン」で夕食。席に着いている人を見る限り、今回の参加者=定員は20人ぐらいのようだ。

この場所は普段「そば処 大の一」として営業しているが、どこにでもある食事処だと思って、これまで利用する機会は無かった。
大変失礼ながら、そんな状態から今回の食事もそこまで期待してなかったんだけど、席について並べられた食事を見てビックリ。下手な旅館で出て来るものより、余程しっかりしている。手の込んだ品が多く、味良し、ボリューム良しで目からウロコだった。
今回のプランは大人6,000円、小学生以下は食事が必要な場合のみ4,500円ということで、決して安くはないかなと思っていたけど、これで花火鑑賞と入浴がセットなら、むしろお得感さえある。

花火鑑賞

19時半から花火が上がるので、その少し前に観覧席が用意された場所へ移動。この場所が当日まで分かっていなかったんだけど、何と露天風呂だった。
勿論湯舟に入るわけではないけど、湯舟に沿うような形で椅子が設置されている。これは初めての経験で、なかなか面白い。
ただ、通常は露天風呂という性質上、用意されたすべての席が完璧な位置取りを保証されているわけではない。早い者勝ちに近い方式のため、少しでも良い位置を確保しようと思うと、急いで席を押さえなければならない。今回はこの仕組みが十分認知されていないので逆に混乱は少なかったけど、仕組みを知っている人が増えて来ると、ちょっとトラブルになる可能性があるかもしれない。

また、露天風呂は湯が抜かれた状態ではないので、当たり前だがそれなりに蒸す。この日は偶々涼しい日だったので快適だったが、暑い日だとちょっと大変だったかも。

予定通り、19時半から打ち上げ開始。
武蔵村山の花火は4,000発。大玉が無いけど、かなり近いこの観覧席から観るには丁度良い規模感だ。大迫力に圧倒されるのではなく、のんびりじっくり鑑賞するタイプの花火大会だった。

入浴

20時半に花火が終わり、以降の1時間は入浴タイム。
20人ちょっとの内、半分ぐらいは入浴せずに帰ったようで、男湯も女湯も貸し切り同然にガラガラで超快適。広くて綺麗で良いお風呂なんだけど、大半は近隣住民なので、さっさと帰ってしまったのかもしれない。何にしても、ここまで空いている状態でのんびり入浴出来る機会はそう無いので、そこまで含めて非常に楽しめたイベントだった。

21時半過ぎに退館し、歩いて10分ちょっとの横田バス停から乗車。駐車場に戻ってマイカーに乗り換えて23時に帰宅した。
他の花火大会との兼ね合いもあるので、来年以降どうするかはまた改めて考えたいところだが、抽選ながらも有力な選択肢が増えたことは有り難い。

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