出雲突貫旅行 700km (1日目)

事情により山口に行く予定が流れたのだが、予約していた飛行機のキャンセル費用が勿体無いということで、急遽、予てから気になっていた出雲旅行を計画。数日前という土壇場ながら、何とか2泊3日を埋める予定を立てることが出来た。

羽田空港 → 宇部空港

羽田から13時過ぎの便に乗り、15時少し前に山口宇部空港に到着。
空港内のカウンターで手配していたレンタカーを受け取り、一路出雲…を目指したいのだが、出雲までは約300kmあり、この時間から直行するのはややシンドい。
1日目はとりあえず国道9号を北上して、日本海に出る島根県浜田市で1泊することにした。

道の駅 願成就温泉

17時過ぎに 道の駅 願成就温泉 に到着。浜田までの凡そ中間に位置する、山間の静かな施設だ。名前の通りに入浴出来るので、フライトと運転の疲れを癒すのに都合が良い。

施設は新しく綺麗で、外には足湯も用意されている。
しかし観光地としての注目度はあまり高くないようで、比較的空いていて快適に利用することが出来た。普通は宿にチェックインするような時間だったのも関係しているかもしれない。

1時間ほど滞在して外に出ると、すっかり陽が沈み、周囲は真っ暗になっていた。
どうやらりんごが特産品らしいので、隣接する売店でりんごジュースを買い、内側からもリフレッシュして運転を再開。何せまだ中間地点だ。

浜田駅 周辺

20時少し前に浜田に到着。市営のコインパーキングに車を停めて、グリーンリッチホテル 浜田駅前 にチェックイン。
直前の計画で思うように宿を取れず、ダブルベッドに川の字という窮屈な状態だが、1泊1万円なら割り切れる。

荷解きを済ませて、早速ホテル前の 豆狸 (まめだ) で夕食。
ホテルから徒歩1分なので、今回は珍しくビールを呑める。普段あまり呑まず、呑むことに拘りは一切無いのだが、1杯ぐらいならそれはそれで嬉しい。
豆狸は定食屋と飲み屋がセットになったような店で、定食を軸にすることで容易に安価かつボリュームを期待出来る使い勝手の良さが魅力。
浜田の特産品である「赤天」は魚のすり身に唐辛子と食紅を練り込んだもので、酒の肴に打って付けだった。

1日目はそんな感じでほぼ移動に終始したので、観光としては明日からが本番!
2日目 に続きます。