出雲突貫旅行 700km (2日目)

1日目 からの続き。
7時に起床してそそくさと身支度を済ませ、8時前にはホテルをチェックアウト。
コンビニで朝食を買い込んで、いざ2日目をスタート。

温泉津温泉 薬師湯

出雲に向かう前に、まずは途中の 温泉津温泉 で朝風呂を決め込む。
世界遺産登録された石見銀山から銀を積み出す港として、また採掘者達の憩いの場として栄えた温泉郷で、日本温泉協会の天然温泉の審査で最高評価の「オール5」を受けた100%本物のかけ流し湯温泉とのこと。
銀山が閉山した現在は静かなエリアだが、古き良き時代の雰囲気が残る街並みは健在。

温泉津温泉で代表的な共同浴場は 薬師湯 と元湯泉薬湯の2つ。泉薬湯は今年の12月まで改修工事のため休業中とのことで、今現在利用出来るのは薬師湯のみとなっている。
近くの駐車場に車を置いて、早速薬師湯に向かう。週末は朝6時から開いているので、今回のような朝利用でもバッチリ。

薬師湯は建物の入口から男女に分かれているが、入ってすぐに番台 (というか受付) があり、すぐに廊下で合流する形になっている。貸し切りの家族風呂もあるので、こちらを利用する際に男女分かれても大丈夫。

薄茶色の湯は鉄っぽい味がして、湯口付近で45℃、湯口から離れると42℃ぐらい。銭湯に慣れている自分には「少し熱め」ぐらいだが、我が子にはちょっとツラいらしいので、湯舟の脇に腰掛けさせて洗面器で少し冷ました湯を掛けてやることにした。
「オール5」評価の泉質は伊達ではなく、湯上り肌はすべすべ、上がってからもしばらくポカポカと温かい。

ちなみに浴室も含め、他の客に承諾を得られれば撮影OKというのは今時珍しい。今回は丁度他の客が途切れる瞬間があったので、しっかり写真に収めることが出来た。

入浴後は、2階のラウンジや屋上のガーデンテラスで休憩。テラスからは隣接する旧館のとんがり屋根や、温泉津の街並みを眺めることが出来る。
今回はスケジュールの都合で朝に立ち寄る形だったが、宿泊して夕映えや静かな夜を楽しむのも素晴らしいだろう。

出来れば 併設する旧館のカフェ で朝食と洒落込みたかったが、こちらは11時からということで残念ながら今回は諦めた。

出雲 そば処 田中屋

すっかり温まってエンジンが掛かってきたので、勢い良く2日目メインの出雲大社に出発。
時折覗く日本海はとても穏やかで、瀬戸内海とはまた違った海沿いの風情を見せてくれる。

11時過ぎに出雲大社に到着。運良く、裏手の程近い駐車場に停めることが出来た。
まずは混雑する前に昼食を済ませようと、大社前の そば処 田中屋 へ。本格的に混む前のはずだが、それでも入店まで50分程待つことになった。さすが人気店。

相方は名物の「三色割子そば」、自分は当日オススメの「あかもくときのこのぶっかけそば」をチョイス。他に「めのはご飯」も注文した。
「出雲そば」は殻のついたそばの実をそのまま挽く「挽きぐるみ」と呼ばれる製粉方法で作られており、風味と食感の良さが特徴とのこと。店によっても違いはあるだろうが、しっかりとしたコシがあり、かつ風味が強く、非常に好みの蕎麦だった。

出雲大社

お腹も満たされたので、いよいよ 出雲大社 へ。
境内は広いが、参道等も相応に広く、人出の割にはスムーズに参拝することが出来る。子連れなので手水舎~拝殿~御本殿~神楽殿だけを回ったが、列が出来ているのは拝殿ぐらいで、1時間もあれば十分だった。

▲ 別ウィンドウで全天球写真を表示します
▲ 別ウィンドウで全天球写真を表示します

ちなみに出雲大社の象徴と言える注連縄は、拝殿よりも神楽殿の「神楽殿大注連縄」の方が巨大。この辺り、自分は不勉強でよく分かっていなかった。

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