しじみ処 かみあり製麺
宍道湖近くまで戻り、しじみ処 かみあり製麺 で早めの昼食。
名前の通り、特産のしじみをふんだんに使ったラーメンが食べられるお店。パンを食べてから幾らも経っていないが、「ラーメンは別腹」の我が家なら問題無し。
しじみ汁にあり付けなかった悔しさもあり、やり過ぎなのを承知の上で「しじみ塩らーめん (+しじみ増し増し)」を注文。
運ばれてきたラーメンは、麺を食べるのが大変なぐらいのしじみが載っていて絵面が大変なことになっていた。
食べてみると、しじみ版ボンゴレビアンコというぐらいしじみの味が強く出ている。店構えからもっと大雑把な味を想像していたけど、これは旨い!
しじみ以外にも「はまぐり」「魚介」等の豊富な品揃えとなっていて、常連客でもチョイスがバラけていることから、どれも相当のレベルであることが伺える。他にも色々食べてみたかった。
立久恵狭
最後に 立久恵峡 (たちくえきょう) に立ち寄り。
神戸川上流にある渓谷で、高さ100~200mもの奇岩柱石がそそり立つ景勝地。宇部空港までの道程としては若干遠回りする形になるが、それほどのロスではないので十分に射程圏内だ。
立ち寄り湯として利用出来、神戸川に面した絶景の温泉もあるのだが、今回は時間の都合でスルー。2つの吊橋を渡る遊歩道を歩くことにする。
駐車場から川に沿って右に進み、1つ目の吊橋「浮嵐橋」を渡る。軋みや揺れも少ない安定した吊橋なので、不安は感じない。
橋を渡って左に折り返し、岩壁が迫る細い道を進む。
細くなってはいるものの、道自体はしっかり整備されており、スニーカー程度で楽に歩くことが出来る。
途中、少し道が広くなった辺りから大小の膨大な石仏・地蔵が立ち並ぶようになり、「五百羅漢」や「千体地蔵」と称されている。地蔵は狩猟に対する供養の意味を持つものらしく、個人的にはとても穏やかな場所だと感じた。
最後に「不老橋」を渡り、駐車場まで戻る。不老橋と浮嵐橋は同じぐらいのサイズ感だが、不老橋の方が頑強なようで、浮嵐橋よりも揺れが少なかった。
遊歩道一周で1時間程度なので、気軽に立ち寄れる観光スポットとしてバランスが良いと思う。
帰宅
全日程を無事に終えたので、あとはひたすら車を飛ばして宇部空港に戻ることになる。
立久恵峡から下道を南下して雲南吉田ICから松江自動車道に入り、三次JCTで中国道に乗り継いで、広島を掠めつつ山口へ。最終的には山口・島根・鳥取・広島の4県、延べ740kmぐらいを走った計算になる。
予定通り若干の余裕を残して空港に到着し、20時のフライトまで、朝に買い込んだパンを食べて過ごす。
7月の沖縄 は最後の最後で散々な目に遭ったが、今回は羽田着なので別段支障もなく、23時過ぎに帰宅。東京は雨だったけど、旅行中は天候の心配をせずに回ることが出来た。
予てからの希望だった出雲大社に行き、宍道湖では想像だにしなかった見事な夕焼けに出逢うことも出来た。計画に割ける期間は僅かだったけど、その割には充実したプランで回れたように思う。年内の大きな家族旅行はこれが最後だと思うので、存分に楽しめて良かった。
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