▲ 9ヶ月振りの再始動 – 大菩薩嶺 (2,057m)

雷岩 ~ 賽ノ河原

雷岩まで戻り、今度は大菩薩峠に向けて再出発。ここからしばらくは大菩薩嶺を象徴する好展望のゴールデンルート。傾斜も緩やかなので、心行くまで絶景を堪能することが出来る。

前を向けばこんな展望。

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振り返ってもこんな展望。

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賽ノ河原、親不知ノ頭

小石の山が幾つも積まれて、本当に賽の河原さながらの賽ノ河原。大菩薩峠休憩舎という、比較的綺麗な避難小屋も設置されている。この先の介山荘までは10分なので、シーズン中なら余程の状況でもなければここを利用することは無さそう。

親不知ノ頭は360度の展望ポイントなのだが、この辺りはずっと好展望が続いているため、そこまで特別感があるわけでもない。

大菩薩峠、介山荘

親不知ノ頭を越えて間もなくの大菩薩峠にある 介山荘 。トイレもあるし、土産物屋もあるしで充実しているが、やはり我々のコース取りでは利用する機会が無いのが惜しい。

ただ、大菩薩峠の看板は絵になる撮影ポイントだ。

石丸峠経由ルート

ここから先は、前回使っていない未踏のルートとなる。

熊沢山

時間としては30分弱と短いものの、下り全体の中ではそれなりに歯応えがある熊沢山への上り。山頂には大岩がドカンと鎮座しているが、ルート上の小ピークといった程度の地味な印象。

石丸峠

石丸峠は笹原が広がり、富士山や大菩薩湖 (上日川ダム) を見渡せる。

上日川峠までの下り

石丸峠以降も低い笹原の中を行く気持ちの良いコースが続く。今時季は枯れた笹が金色に輝いて非常に美しい。
途中から杉林となるが、まだ葉がついておらず視界良好。

石丸峠から30分弱で、一度林道を跨ぐ。

砂利道を少し歩いてから登山道に戻ることになるが、登山道口が崩落して250m程変わっているとの案内が出ていた。下りの場合、先程林道に出てきた場所が以前と異なっているということのようだ。

登山道に入り直して10分程下ると、再度舗装路を跨ぐことになる。スタート地点の上日川峠まで30分の位置だが、ここに1つ手前の小屋平バス停がある。
時刻表を見ると40分後にバスが来るタイミングで、今回はここをゴールとすることにした。地図にこの先に親水広場なるものが示されており、時間潰しも兼ねてそこまで足を延ばしてみるプランに変更。

親水広場

小屋平バス停から10分の位置にある親水広場。途中の道から既に水が溢れ出していて、親水というか浸水というか、なかなか面白いエリアになっている。下り切ったところには綺麗な東屋が設けられているので、下山後に一息入れるには打ってつけの場所だった。

14時過ぎのバスに乗って、甲斐大和駅に帰着。バスの席があるか少し不安だったけど、何とか普通の席に座ることが出来て一安心。