万博記念公園 – 太陽の塔

生命の樹

地底の太陽の先に、高さ45mの「生命の樹」。
単細胞生物から人類が誕生するまでを、原生類時代 / 三葉虫時代 / 魚類時代 / 両生類時代 / 爬虫類時代 / 哺乳類時代に分け、各年代ごとに代表的な生物の模型によって表している。

1970年の公開時はエスカレーターと国賓専用の展望エレベーターで上っていく形だったそうだが、修復の際に耐震性の関係で壁が厚くなり、エスカレーターは階段に付け替えられている。エスカレーターでは最上部まで強制的に5分で上っていたとのことなので、階段になってゆっくり鑑賞出来るようにようになったのは、むしろ歓迎したい。

ただ、壁が厚くなって内部が狭くなったこと等から、生物模型の数は293→183体と大きく減ってしまっている。知らずに見る分には今の数でも十分圧巻なのだが、293体だとどのように見えていたのかも気になるところではある。

最上部

最上部まで上ると、腕の内部を見ることが出来る。幾何学的に組み上げられた鉄骨が見えるだけでも凄いんだけど、ライトの色が変化してタイムトンネルのように見えるのも面白い。