2月 と 3月 に車中泊した際、就寝環境としては特に問題が無かったんだけど、夜中にルームランプを点けた時や、夜が明けると外から車内が見えてしまうのが少し気になった。
そうなると各窓にサンシェードやカーテンを取り付けるのが唯一にして一般的な対策で、我が家の車中泊頻度を考えれば常設になるカーテンは余計なので、サンシェードを検討。
サンシェードは各社から様々なものが販売されていて、スペックも価格も多種多様。高いものは3万円台、安いものなら数千円からあるようだ。高価格帯のものは遮熱性能や耐久性が良いが、その分収納時にスペースを取りがち。年に数回の仕様ならそこまでのスペックは不要と判断して、1万円弱の手頃なものを購入した。
装着
購入したサンシェードはフロントも含めたフルセットだが、フロントは既に蛇腹折りのものがあるので、それを省くことである程度コンパクトに収納出来る。

品質としては価格相当な感じで、厚さは2mmも無いペラペラなもの。製品サイトでは「高密度ナノ耐熱素材」とか「8段階ナノ分子断熱材」とか謳われてはいるものの、その辺は話半分ぐらいに受け取っておくのが良さそうだ。

各シェードには数mmの穴が幾つか空いていて、そこに付属の吸盤を通して窓に貼り付ける。吸盤はかなり簡素なものなので、頻繁に付け外ししているとその内ちぎれてしまいそうだが、使っていないフロント分も含めて予備があるから当面は大丈夫だろう。吸盤が足りなくなる頃には、シェード自体が限界を迎えているかもしれない。

リアにはドラレコが付いていて邪魔になるかと思ったが、シェードがペラペラなので適度に曲がって支障無し。数mmの隙間が出る箇所もあるけど、外から覗き込める程のものではない。


装着状態と遮光性能
外から見ると、吸盤が目立って多少安っぽさが出てしまう。遠目からなら気になる程ではないし、価格を考えるとこんなものだろう。


全ての窓に取り付けると、遮光は十分。薄くても光が透けてしまうようなことは無い。(下の写真は若干増感しているので、実際はもっと暗くなる。
現状で一番光が入るのは高さが足りていないフロントの蛇腹シェードなので、より完璧を目指すならそちらを見直す必要がありそうだ。

断熱や耐久性は心許ない気がするものの、扱い易さは及第点だし、2〜3ヶ月に一度の車中泊には十分なサンシェードと言える。今週末の大阪万博に向かう道中で早速使用することになるので、それを皮切りに活用していきたい。
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