俺たちの海へ 2003 (2)

夜にパイレーツオビカリビアンを観に行った友人達から、23時頃に電話が掛って来た。
友人「今から飲みに行かない? 店決めたらまた連絡するから、準備しといて」
30分後に再び電話。
友人「あー、やっぱ海行こう。伊豆」 俺「え、何で海? (笑)」
友人「いや、パイレーツ的に…」 俺「よし、分かった」
折しも台風直撃の深夜0時、こうして再び伊豆の海を目指す。

俺は映画を観ていないので、残念ながら “パイレーツ的な何か” は持っていないが、友人達のテンションを一目見て「ああ、これは嵐になるな」と直感した。
合流して友人宅で麻雀用のテーブルとマット、牌を後部座席に積み込み、同じくよくつるんでいる学生時代からの仲間内に電話を回す。1人が参加を表明したので、阿佐ヶ谷でピックアップして駅前のコンビニで夜食。

都内はまだ降っていなかったが、西から台風が向かってきており、我々の車はそれを突き抜けるように、湾岸道路を横滑りしながら走る。

北川温泉 黒根岩風呂

朝の5時にいつもの露天風呂に到着。無事に台風を抜け、雲間からは青空も覗いている。
風呂の営業開始が6時からなので、海沿いの駐車場にテーブルを出し、マットを敷いて麻雀をスタート。
寝不足のハイテンションと早朝の開放感で、ほとんど頭が働かず、ロンされようがチョンボしようが清々しい笑顔。

大浜海水浴場

ここからは我々の定番ルートに沿って、大浜の海へ。

雨の後で砂浜が固まっていて、いつもの様な南国感は薄れていたが、それでもこのメンバーにとって忘れ難い風景の1つだ。