以前から雑誌等で目にしていた益子。
興味はありつつも若干遠いこともあって意外と足が向かなかったのだが、GWに開催される 春の陶器市 を絡めて、ようやく行く機会を作ることが出来た。
真岡鉄道
久我山を8時に出て、渋谷から湘南新宿ラインから直通運転で宇都宮線の小山、水戸線に乗り換えて下館、真岡鉄道 で益子、乗換がスムーズなら3時間強の道程。
真岡鉄道は土日祝日等に1日1往復のみ「SLもおか」というSLが走っているのだが、1日1往復のみということで直前ではチケットが取れなかったので、今回は普通列車に乗る。
下館駅のホームで笠間の陶器市 陶炎祭 (ひまつり) の存在を知る。
益子の陶器市とほぼ同じタイミングで開催されていて、会場間を結ぶバスも運行されているらしいのだが、益子陶器市のサイトには一切情報が載っていない。陶炎祭のサイトもほぼ同様。どちらか片方しか知らない状態でサイトを見に行っても、もう片方の存在を知ることは難しい。
もう片方の情報を伝えて、そちらに客を取られてしまったら元も子も無いのは分かるんだけど、こうして臨時バスまで用意して現地で並べて告知までしているのだから、もう少し上手く連携して、お互いにメリットがある形を模索してみても良いのではないだろうか。
陶器市
陶器市の会場は「城内坂通り」とその周辺の路地裏をメインに展開されている。益子駅からは若干距離があり、徒歩だと大体20分ぐらい。
途中にも幾つか普通の店舗があるので、その辺をハシゴしつつ向かえば苦にならないのだが、会場を一通り見て回ろうと思うと、あまり悠長に1つ1つ見ている時間は無いかもしれない。市を主体に訪れるのであれば、序盤はある程度割り切って、市のテントを優先した方が効率的。
城内坂の交差点を渡ったところに、茅葺屋根の 日下田藍染工房 がある。
江戸時代から続くものだそうだが、その頃は益子焼が無かったので、わざわざ運んできた常滑焼を埋めているらしい。
まずは手打ちの実演をしている仮設テントで、打ちたての蕎麦を食べる。さすが打ちたて、香りもコシも見事。この日は夏日だったので、ざる蕎麦が最高。
あちこちのテントを見て回りつつ、若い作家の作品を中心に幾つか購入。
途中、 かまぐれの丘 という高台の公園があるが、立地を活かした立体的な構造で面白かった。
益子焼と全然関係無いけど、昆虫標本を売っている店があり、案外手頃だったので買うか迷ったけど、既に家の壁が埋まっていることを思い出して踏み止まった。
帰りに立ち寄った ハナメガネ商会 で、ラス1のりんごジュースをゲット。
17時の真岡鉄道に乗り、19時半過ぎに池袋に帰着して「揚 2号店」へ。ここの担担麺に慣れてしまうと、他では山椒が物足りなく感じてしまう。
今回の戦利品
大物でなければ1点数百円~3,000円ぐらい。そこそこリーズナブルに楽しめた。GWのラスト2日は天気も今ひとつだったので、快晴の日に行くことが出来て良かった!
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