ウフフ♪ 北陸新幹線 – 金沢・能登 (2日目)

1日目 からの続き。

昨日はさっさと寝たので、シャッキリ6時過ぎに起床。外は相変わらずどんよりとした空模様だが、何とか雨は上がっている様子。テキパキと身支度を済ませて、7時にはホテルを出発。

千里浜なぎさドライブウェイ

今日は金沢から輪島、能登半島をグルッと回って 和倉温泉 経由で金沢に戻るコース。
国道159号で白尾まで出て、一昨年無料化された のと里山海道 に接続、今浜ICで下りるとすぐに 千里浜なぎさドライブウェイ が始まる。
日本でここだけという「何でも走れる砂浜」で、密かにかなり期待して行ったのだが、これがもう期待を遥かに上回る楽しさで思わず絶叫。(バイクや馬も走る!)

天気が怪しい+比較的早い朝8時頃という条件もあってか、全長8kmに及ぶ区間を走る間、擦れ違った車はたったの3台のみという、ほぼプライベートビーチ状態。すぐ脇を飛ぶカモメと並走したり、好きなところで車を停めて、のんびり海を眺めたり。
実はこれが自身初の日本海で、日本海というと結構荒れた波を想像していたんだけど、この日はほとんど波が立っていないぐらいの穏やかな海岸だった。これは最高の一言に尽きる。

能登ゆめてらす

再びのと里山海道に戻り、海を離れて山間の道をひた走る。
途中、別所岳スカイデッキ 能登ゆめてらす に立ち寄ったが、曇天でほとんど何も見えず。晴れていれば東側の七尾湾と能登島、運が良ければ立山連峰まで一望出来るらしい。

輪島の朝市

金沢から寄り道込みで3時間、10時過ぎに輪島に到着。
輪島の朝市 は11時頃までがピークタイムとのことで、それに合わせて今日の予定を組んでいたが、個人的にはあまりヒットせず、正直なところ若干肩透かしを食ってしまった。
近江町市場のようにその場で海産物を食べられる出店や市場があるのだろうと思っていたら、残念ながらそういったものはほとんど無く、何とか焼きたての”ちくわ”にあり付けたぐらい。地物を出す飲食店の選択肢もかなり限られているようで、微妙に心を折られて輪島を後に。

今回行くまで知らなかったのだが、輪島というか能登半島北岸には電車が通っておらず、それが観光地としての発展を大きく阻んでいるように感じた。北陸新幹線の開通やのと里山海道の無料化で多少条件は上向きつつあるかもしれないが、それらの効果が隅々まで波及するには、まだまだ時間もテコ入れも必要な気がする。

道の駅 千枚田ポケットパーク

輪島から15分で道の駅 千枚田ポケットパーク に到着。昨年末にリニューアルしたらしく、なかなか綺麗。
輪島で昼食を食べ損ねていたので、ここで「のと海藻うどん」と「のと海藻そば」を注文。一瞬「出汁だけ?」と思うぐらい薄味の汁だが、あごだしと海藻の風味が良く、予想外に美味しかった。

うどんと蕎麦で身体が温まったところで、すぐ裏手の階段から 千枚田 に下りる。千枚田はこの地域の棚田のことで、海岸線の傾斜地に細かく区切られた田んぼが絶景を生み出している。
この頃には天候も徐々に上向き始め、時折雲間から青空が覗くようになりつつあった。こんな時季でも既に蛙の鳴く声が耳に心地良く、日本の原風景的な癒しを存分に堪能することが出来た。

塩の駅

千枚田から更に15分で揚げ浜式製塩の 塩の駅 へ。
昨年、鉄腕DASHのラーメン作り企画で知った輪島の塩だが、こんなタイムリーに見ることになるとは、能登ドライブを企画するまで考えてもみなかった。
そう言えば 先月 も同番組で取り上げられた佐野ラーメンの青竹打ち麺を堪能したばかりで、何だかラーメン企画を追い掛けてプランニングしているかのような状態になりつつある。残念ながら作業そのものを見ることは出来なかったけど、竈を見ながら説明を受けて、色々と勉強になった。


能登半島の先端、「日本の灯台50選」に選ばれた禄剛崎灯台まで行くか悩んだのだが、帰り時間との相談で今回はパスして、そのまま国道で能登半島の南岸に抜ける。

海沿いの市街地をしばらく走ると 見附島 なる看板を発見し、助手席でムニャムニャしていた家人には相談せずに、独断で寄り道を決定。看板だけではどの程度のものか分からなかったけど、着いてみるとなかなか見事な景色だった。

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